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movie week 440号 cover story②
続きです。

[悪魔を見た②]イ・ビョンホン、“ハリウッドで、演技で認められたい”

-復讐に没頭してみると悪魔性が飛び出してくるはずですが、スヒョンはどうでしたか?
スヒョンが復讐に喜びを感じたり、
徐々に悪魔に変わって行ったりという姿が
確実に現れる場面はありません.
あるバージョンのエンディングでスヒョンの悪魔性が現れたのですが、
別の見方をすれば、
とても見え透いていて、映画には使いませんでした.

-‘悪魔’という単語から推測できるのですが、この映画のレベルはどの程度ですか?
ビジュアルで見た時もとても残忍なものです。審議が若干心配になります。
青少年観覧不可はあまりにも当然なことで、
削除される部分もあるのではないでしょうか?
ところで実際に私は、映画を撮りながら監督にこういう話をしました。
“スヒョンは復讐が妥当だと考えて復讐していくけれど、
ある瞬間、彼にも悪魔性が生じて
悪魔的な部分が極大化されるのではないですか.”
自分では感じることができないのに、
第三者が見るには‘あの子も変質した’と感じるのです.
今のような現代社会では、何かが普及すると、
良し悪しの判断をできないようです.
インターネットが発達しながら人々の悪魔性が現れて
それを私たちは目撃しているにもかかわらず、非難も制裁もしないから.
現代社会の人たちは悪魔性をよく知っていて、あからさまにして
生きていっているにもかかわらず、私たちはそれを認めないのです.
この映画は、そういうことを話すことができると良さそうです.

-監督は何と?
私の考えでは監督はまだ考えていない部分なのに
私の話が気に入ると “そうだろう.そんなこともあるだろう”こう言ったんですよ.
元々の誰かのアイディアを話すと、常に自分でも考えておいたと話します.(笑い)

-キム・ジウン監督は、今回はスタイルよりはドラマにより集中したと聞きました.
 具体的にどう違ったのですか.

まず基本的に絵よりはドラマに従って行こうと努力する部分が見えました.
そうした点で俳優たちの演技やニュアンスに、
もっと多くついて行ってくれようとする意図も見えたし.
また、監督が他の人のシナリオで演出したケースなので、
さらに変な感じを受けたみたいです.
ずっと“今回の映画は今までと感じが違う”と言っていましたよ.
どう違ったかは話さずに.(笑い)
見る私たちも違うという感じを確かに受けました.
観客たちは、どのように見るかわかりませんが.

-唯一真摯で礼儀正しい人のようです。トップスター特有のマナーなのでしょうか?
 元々どんな人なのかよくわかりません.

私をよく知らない人たちは主にそのように言います.
私は初めて会った人たちに主にそのように接するから.
映画の中のキャラクターのうち
誰と最も似ていたかと尋ねる質問が多いのですが
そういう時は常に<夏物語>(2006)の‘ソギョン’だと言います.
人々は私の本来の姿を知ると、
思っていたのととても違うと言っていましたよ.
私は冗談、くだらない話もよく言うし、
とんでもない考えもたくさんします.
人々は思っていたより気さくだととても驚きます.(笑い)
TVドラマで話せば<明日は愛>(KBS2、1992)のシン・ボムスだと言うでしょうか?

-気さくで気楽な感じの俳優だったのに
 いつからか大作俳優、海外進出俳優のイメージが強くなりました.
 イ・ビョンホンの日常的なイメージには
 もう会うことができないのかと思って惜しいです.

数年前までは私の同じ年頃の人たちに会うと、
大部分私に対する記憶は<明日は愛>でした.
ところがいつからか、
私はかなり真摯で暗くて深刻でまた完璧に見えるといいます.
イメージが急反転された気分です.
しかし幸いなのは私の中にはまだ以前のイメージのような
性格がはるかに多いです.
別の考えをすると良いことのようです.
本当の私を見せた時新しさを感じるから.

-‘柔らかい’役をするつもりはありますか?
 例をあげると失業者の叔父のキャラクターとか.

もちろん、あります。あまりにも当然です.
人々は、私はある戦略を通じて作品を選定し、
明確に前に進むと思っていますが
実際の私は無計画です.(笑い)
次の作品でどんなことをすることになるのかもわかりません.
ファンたちが感じる気がかりなことや
期待感を私自身も感じたくてそうです.
ところが偶然に最近何年間かずっと、
重くて真摯な感じたちが繰り返されたようです.

-<グッド・バッド・ウィアード>以後の復帰作がまたキム・ジウン監督の作品なのに
 どんな戦略もなかったというのですか?
私の人生には計画というものは、殆どないんですよ.
敢えて戦略を立てたケースを探そうとすると<G.I.JOE>くらいです.
率直に話せば<G.I.JOE>は、私の好みの映画ではありません.
キャラクターもとんでもないじゃないですか.この年で!
とても悩んだのですが、本当にしたいことをするために経るしかない過程でした.

-アクションがハリウッドに進入する時障壁が低いジャンルではありますが
 あなたの長所は繊細に揺れる情緒ではないのですか.
 ハリウッドでもその長所を見せてあげれば良いでしょうに.

私は冒険が好きですが、
ハリウッドのキャリアに命を賭けるとか、
大きく振り回されたくはありません.
ただし長期的に見た時、私の演技人生が終わる前
ハリウッドで完全な演技と認められようという夢はあります.
私たちが目で見ることができるその‘認定’というのは
アカデミーで主演男優賞をいただく、そういったことでしょう.
そのような日が、死ぬ前には来たら良いでしょう.

③に続く
# by gomazokun | 2010-08-10 22:53 | その他翻訳
movie week 440号 cover story①
今回はwebにあがった記事をazukiさんに訳してもらいましたよー
3つに分けてアップしますねー

[悪魔を見た①] イ・ビョンホン、”復讐は、冷たい時にしてこその持ち味!”

-大事な人を失って復讐を決心する話は珍しくありません.
 しかし監督と俳優たちの面々が <悪魔を見た>を期待するようにさせます.
 一体どんな映画ですか?

映画を撮る時も、みんなどんな映画に生まれることになるのか
気にしていました.
編集を終えてキム・ジウン監督が初めて切り出した言葉は
“これはカルト映画だ”でした.
ところがマーケティングチームの女性の方たちは
“感性がある復讐劇”と言っていましたよ.
またある人は ‘ヒーロームービー’とも言いました.
実はこれは、ただ笑おうとした言葉のようです.(笑い)
何故ならこの映画は、一度で復讐を終わらせるのではなく、
何回かにわたってするんですよ.
どこかで私が ‘ジャジャン~’と現われる場面たちがあって
そのように話したのです.
深刻で憂鬱な情緒の映画でも、
途中途中で思いもよらない笑いが噴き出します.
それがキム・ジウン式のコメディーとも言えますが.
本当にいろいろ混ざっている映画です.
明らかなことは、こんな映画は前になかったです.
監督もそのように思っています.

-キム・ジウン監督が今度の作品であなたの演技を激賛していましたが.
 そんな話聞いた事ないですけど?(笑い)

-称賛のポイントは、極と極を行き交うキャラクターの温度差を
 あまりにも滑らかに演じたということでした.

少し大げさなようです.(笑い)
そんなふうに話すと、あたかもこの役が、
熱いところから冷たいところまで
大きく行き来する役のように考えられますが、
むしろ反対です.
最近私が演じたキャラクターを見ると、
少し静的で爆発させない方が多かったんですよ.
ところが今回また、そんな役が与えられました.
チェ・ミンシクさんのキャラクターがとても
パワフルで火のようなエネルギーを出す一方
私は冷たくてドライに演技をしなければなりませんでした.
静的で節制された中で喜怒哀楽を
表現するのは本当に大変でした.
‘スヒョン’は婚約者が死んで復讐を決心する
映画の手始めから最後までずっと
悲しみと怒り、憂鬱さでいっぱいになった無表情な人物です.
その無表情の中で怒りと憂鬱、
悲しみなどを少しずつ調節して行きながら現わすのが大変でした.
私は演技をしているのか、しなくなっているのかという気もして.
自分なりにその瞬間の感情を現わしたと思うのに、
モニタリングして見ると何も見えないんです.
それでも大きなスクリーンでは映されるものと信じています.

-シナリオを見た時と映画を撮った後、変わった感情はありますか?
読む時は復讐する過程が強烈でした.
ある解消感もあって.
ところが実際に私がその中に入ったら憂鬱になりました.

-チェ・ミンシクと演技をするのは初めてですが、どうでしたか?
意外に二人の会うシーンは多くありません.
お互いに話し合う場面もあまりないし.
私はずっと彼を追い回しながら
主に独り言を言っています.(笑い)
そうするうちに時々くっつく演技をすると、
やはり良い俳優ということを実感しましたよ.
エネルギーが感じられる俳優.良い俳優と一緒に仕事をすると、
自分にムチ打つようになるみたいです.

-スヒョンの身分は国家情報院の要員です.
 一般人ではなく特殊要員でなければならない理由があったのですか?

復讐の方式でその理由が現われます.実は職業も何度か変わりました.
その中には本当に平凡な人物もいたし.
しかし復讐の方法的な側面にリアリティーを与えるために
国情院の要員になったようです.

-その設定のため、観客たちはキャラクターの情緒に乖離を感じるかも知れません.
たぶん映画を見れば分かりますが、
スヒョンの基本的な感受性と感性は相当平凡です.
国情院の要員だからと言ってアクションがとても激しくて、
常に鋭敏に尖っていて、
すべての事を完璧に処理しているのではありません.
足りない点もたくさん見えるし、
失敗もよくありそうなキャラクターです.

-復讐劇を作る時、最も集中的に論議される地点は、
 やはり復讐が終わった以後のようです.

<グッド・バッド・ウィアード>の時もそうだったし、
キム・ジウン監督の映画には、
いつもエンディングが三種類ほどできます.
今度も元々のシナリオどおり行かないで、
ずっと相談しているうちに
エンディングがもう一つ増えて四種類になりました.
エンディングに決まったバージョンは、
暴力性と残忍さとは少し異なる感性のようです.
情緒的な感じが強くて気に入っています.
惜しいのは、残りのその良いエンディングたちを
捨てなければならないということです.

-エンディングが、いろいろなバージョンがあるというのは、俳優に不便なことではないですか.
相当不便です.特に私は満足に演技したのに
“私たちの別のバージョンをまた撮ろう” と言うと絶望的です.(笑い)
今度も最初のエンディングを撮ってみんな満足でした.
ところが違うエンディングを撮ろうと言うので、
別の場所に移動してまた撮りました.
撮ったら二番目がさらに良さそうでしたよ.
ところが編集室に行ってみると、
最初のエンディングが付いているんです.
あの時の苦労した記憶がよぎって、
浮かんでは消えましたよ.(笑い)

②へ続く
# by gomazokun | 2010-08-10 21:58 | その他翻訳
씨네21(CINE21 764号 ピープル)
ちょっと遅くなりましたが
CINE21のインタビュー記事です。
azukiさんが記事に忠実に翻訳してくれました♪
殿の言葉はきっといつも難解で理屈っぽいんだろうと思います(w
でも、それはいっぱい伝えたいことがあるからなんじゃないかなぁ

では、その伝えたいことを読んでみてください。
演技もそうだけど。。。インタビューも「するめ」ですよね
噛めば噛むほど味が出る(爆

<イ・ビョンホン> 疾走、その男のやむをえない本能
   <悪魔を見た>の俳優イ・ビョンホン


<甘い人生>のイ・ビョンホンを置いて
キム・ジウン監督はアラン・ドロンに似ていたと言った.
ジャンル映画の中、イ・ビョンホンのマスクはそれほど強烈で鮮やかだ.
キム・ジウン監督の <悪魔を見た>で
俳優イ・ビョンホンは悪に追い込まれて、
結局、自ら悪人であることを選択した男の苦痛に満ちた顔を見せてくれる.
氷のように冷たい冷淡さと、
火のように沸き立つ熱い怒りのクロスオーバー、
極限の二つの顔を交互に使いながら
俳優イ・ビョンホンの細胞の節々も同様に休まずうねっていたはずだ.
久しぶりに忠武路に帰還した俳優イ・ビョンホンの心境を聞いてみた.

イ・ビョンホンに会う前ミッションが与えられたなら、
多分それは ‘彼の緻密な頭の中を広げてみろ!’であるはずだ.
韓流とハリウッド進出、大衆映画と作家主義の映画を
孫悟空が雲に乗るように出入りしている彼の歩みを見ていたら、
デビューしてから 20年になったこの俳優を
これ以上修飾する言葉がなくなる.
誰もが彼は頂点の瞬間に立ったと思っていたのに、
彼は自分だけの理想に向かって
身軽にもう一歩乗せるすべを知っている明晰な野心家だった.
多くの後輩たちがイ・ビョンホンをロールモデルにしたのも、
容易く満足しない彼の気質のためだろう.
それならイ・ビョンホンの頭の中の‘俳優’はどんな姿だろう.
彼は一体どこまで走るつもりか.
これは俳優イ・ビョンホンだけが
公開して解説することができる性質の質問だった.
彼が素直に答えてくれたなら、
今回の出会いは、彼が最近見せてくれた
一連の対内外的業績を褒め称えることと同時に
俳優イ・ビョンホンに対する一定の注釈を付け加えることもできると、
ずいぶんしばらくの間考えた.

結論から言うと、もうスタジオへ彼が入る瞬間、
この俳優に対する解釈は見込みがないことを知った.
まず自己管理にたけた人々からよく見える態度の冷淡さのようなものは、
彼にさがしてみることはできなかった.
これもやはり高度の技術だと言ったら言う言葉がないが.
去年釜山映画祭を訪ねた木村拓哉が、
‘友人’ イ・ビョンホンがどんなに友好的で、暖かくて、自由な人なのか、
短いインタビューの時間で繰り返し誉めていたことの明白な一例を
私の目で見ていたという表現がぴったりと合う.
管理にたけた人として彼を規定してはいけない二番目の根拠はさらにある.
知ってのとおり彼は、
今一連のプライベートの訴訟問題で、演技をする俳優としてではなく、
大衆の前に立った芸能人として困惑を経験しているところだった.
ところがちょっと驚くべきことに私は、
彼のマネージャーからインタビュー手始めの前、
‘このような質問はご遠慮ください’という、
この業界ではかなりよく行き交う要請を受けなかった.
代わりに撮影を終わらせた所感を尋ねる記者にイ・ビョンホンがすぐに
“気楽ですって.大変なことをしでかしたじゃないですか.
だから仕事と別個でかえって気持ちが不便です”と
自らその間の心境を吐露した.
どんな手を打つことができない巨大な誤解の前で、
感受性の触手一つ一つに
保護を受けなければならない俳優イ・ビョンホンは痛ましく見えた.
誤解と理解の間、彼に向けた大衆の非難と言論の判断の前で、
俳優イ・ビョンホンの内面はケガをし、
傷跡ができ、たこに変わって行くところだった.

だしぬけに押し通さなければならなかった

“そんな時は忘れようとします.
私は心を治めなくてはならないと思うので.
作品に入って行けば、その上どんなことがあっても
わざわざマネージャーに伝えないでくれと言います.
それにしても解決されることでもないけれど、
撮影に支障を与えてはいけないからです.”
<悪魔を見た>は、だからと言っても、
俳優の心境が複雑な時訪ねて来た、
かなり度の強い作品だった.
連鎖殺人犯ギョンチョル(チェ・ミンシク)により
婚約者を失ったスヒョン(イ・ビョンホン)が
まったく同じ方式で彼に復讐を加えるという内容.
たった一行に要約されるシノプシスほど
俳優に多くのことを要求する作品もない.
キム・ジウン監督とは <甘い人生>
<グッド・バッド・ウィアード>(以下 <ノムノムノム>)を経
て既に三度目の作業だが、
今度だけは作業自体がとても違ったということが
イ・ビョンホン自身の評価だ.
“ だしぬけに押し通さなければならないキャラクターでした.
<ノムノムノム>をする時に身体が大変だったというなら、
今度はそのようにきっちり捉えて、
大変だと話せるものはなかったです.
それよりは撮影する始終ある機運が漂っていて、
その機運に押えつけられていたと言わなければならないでしょうか.”
<甘い人生>の ‘ソヌ’が、自分でも知らない間に破局を引き起こして、
‘私たちは、どうしてこのようになったのか?’
と繰り返し言うのとは次元が違う種類の加害です.
スヒョンは自分がどんなことを引き起こすのかよく分かっているし、
その復讐の程度がどれくらい無惨なことか、
あまりにもよく分かっている男です.
法に先立って個人の復讐を誓ったスヒョンは、
その当為性を排除したまま方法面でだけ見ると、
無惨に女性たちを殺害するギョンチョルとまったく同じで似ていました.
演技をする去る 4ヶ月、
イ・ビョンホンだけでなくチェ・ミンシク、キム・ジウン監督まで、
この悽絶な復讐劇の機運は、
大きな石ころのように撮影場を押さえ付けていた.

このような時は俳優にもまったく同様の衝撃が加えられる.
韓国の撮影現場が伝える楽しみでなかったとしたら
心的苦痛を容易く解消することができなかっただろう.
“<ノムノムノム >以後に相次いで
<G.I.JOE: 戦争の序幕>(以下<G.I.JOE>) を撮り、
また<I COME WITH THE RAIN>をし、
ドラマ <アイリス>まで、そして <悪魔を見た>をしたからです.
その間休まず走りましたよ.
そんな時は作業にのめりこまなくては耐えるのが難しいです.
<悪魔を見た>をする時も毎日監督と話し合って
映画に対する考えを繰り返し言いながら休みたいという考えを忘れるんです.”
今は長年の知己になったキム・ジウン監督との作業は、
こんな時他の作業よりも親しくて親密で気楽な現場であることだけは、
情を感じるようにしてくれることだけは事実だ.
“分からないです.<G.I.JOE>が、
あまりにもハリウッドブロックバスターで、
もっと人間的な面がなかったのかもしれないですね.
彼らは製作社の原則や徹底的な時間観念に
すべて上手く適応するけれど、
私は韓国の作業方式に慣れているから、
よりその冷静さを大きく感じたかも知れません”
監督とともに話し合って
映画に対する意見を自由に広げることができる
韓国の現場で作業して来たイ・ビョンホンに
最近参加したグローバルプロジェクトたちは異物感も抱かせてくれた.
“香港でトラン・アン・ユン監督と<I COME WITH THE RAIN>を撮る時、
その寂しさはやはり言葉ですべて言えません.
茫々たる大海へ出発はしたけれど、
機運はもう底がついたから、
どこが南側なのか北かもわからず見回しながら、
ただ前へ出る状況.絶対的な寂しさの状況でした”

余裕と恐れの間で

<悪魔を見た>までずっと続けて
4年余りを一走りで終わらせてみたら、
ようやく息継ぎをする余裕ができたのかもしれない.
時に広々と果てしなかった、
また時に放棄したかった瞬間を
通り過ぎた自分を見ながら彼は自らを評価する.
その間の自分の煩悩と違い、
結果物に対してファンたちがかける
‘上手な選択だった’ あるいは
‘作品の中での存在感が光っていた’という、
もしかしたらまっとうすぎる褒め言葉が彼には大きな安心になった.
その瞬間は本当に大変だったが、
‘私は判断が上手いんだな’と言いながら、
今は自らを軽く叩くすべも知っている.
もちろん来年にある <G.I.JOE2>の撮影の前まで彼は
本当に久しぶりに休息というものを持つことができるようになった.
そして一時<明日は愛>に代弁された軽快でロマンチックな姿に代わり
<甘い人生>以後自らずっと冷情で
冷たいイメージに刻印されて来たという点を実感する.
時には、気が短くて無茶でもあった本来の自身のキャラクターを
ある瞬間自分でも忘れていたが、
この短い休息が本来の彼を見つけることに
役に立つだろうという点を確信する.
だから緻密な計画を持った俳優という修飾と評価の前で
しばらくは自由になることができると安心する.

“俳優として夢だと言わなければならないだろうか、
そんなことはなくはないです.
テコンドーやカンフーのような特技で認められるのではなく
完全に俳優のキャラクターでハリウッドに進出する
という俳優としての夢は見てみるに値するようです.”
それでもどうか計画だけは聞かないでくれと.
聞いても言うことがないというのだ.
“その間ハリウッドでの提案もいろいろありましたが、
まだ何をするか決めることはできませんでした.
分からないです.
マネージャーがまた
一か月なら終わるけれど、
と作品を持って来くればやることになるのか…. ”
一ヶ月ではなく、十日以内にもきっちり終わる作品なら
そして<G.I.JOE2>の 撮影の前でも軽くできる作品なら
ホン・サンス監督の作品がちらっとかすめる.
“それでなくても私はホン監督の映画にも関心が高いです.
スケジュールのため機会が得られなかった時もあったし.
ところで、ホン・サンス監督の映画は、
自分自身があまりにも現われるじゃないですか.
それはちょっと怖くはあります.(笑)”

文 : イ・ファジョン 写真 : ソン・ホンジュ( 写真部長)

special thanks azuki-san♪
# by gomazokun | 2010-08-07 20:26 | その他翻訳
영화가 좋다(I like movie)
7月31日放送のKBS2『영화가 좋다』ご覧になりましたか?
久々に見る殿は
復讐に燃えた男がすっかりすでに抜けてしまったような
風貌、話し方に見えましたけど。。。
実は、まだスヒョンのままなのかもしれませんねぇ
映画を見てみないことには(w

せっかくのTV番組も話が聞き取れないことには
楽しめません。
今回は悪魔のカフェでrePayさんがテキストで文章をあげてくれましたので
それを元にazukiさんがテレビの字幕も込みで翻訳してくれました。
さてさて、どんなお話だったのでしょうかー

2010.7.31 KBS「영화가 좋다 映画が好き」

緑色・・・<悪魔を見た>カフェ rePayさん書き込み部分訳
オレンジ色・・・字幕部分訳

字幕:チェ・ミンシク先輩が鼻を・・・
字幕:初公開!<悪魔を見た>のビハインドストーリー
字幕:アメリカでシエナ・ミラーと・・・
字幕:イ・ビョンホンとシエナ・ミラー
    彼らの特別な事情??
字幕:スティーヴン・ソマーズ監督が私をキャスティングした理由は・・・
字幕:衝撃告白!ハリウッド進出の隠れた真実!!
字幕:全cineインタビュー <悪魔を見た>のイ・ビョンホン


チョン・ヒョンム(MC):3文字だけでも、とてつもなく、重量感が感じられる
             俳優イ・ビョンホンさんです!
             お会いできて嬉しいです。
イ・ビョンホン  :はい。こんにちは。
チョン・ヒョンム:はい。あの、‘映画が好き’の視聴者のみなさんは、久しぶりでしょう。
イ・ビョンホン  :はい。こんにちは、イ・ビョンホンです。
チョン・ヒョンム:ご挨拶のお言葉を少し。
イ・ビョンホン  :今回また<悪魔を見た>という映画を持って、みなさんたちの前で
          このようにまたインタビューをすることになりました。
          お会いできて嬉しいです。


字幕:こんにちは、イ・ビョンホンです
    映画<悪魔を見た>でインタビューをすることになりました

Q:<悪魔を見た>はどんな映画?

チョン・ヒョンム:<悪魔を見た>という映画はどんな映画か、
         まず少しご紹介をお願いいたします。
イ・ビョンホン :映画を全て撮り終えて編集をして、監督が見られた後で
         おっしゃってくださったのですが
         ものすごくいろんなものが入っている・・・
チョン・ヒョンム:おおっ。
イ・ビョンホン :カルトムービー(Cult Movie)に似た映画になったとおっしゃっていました。


字幕:映画を全て撮った後でキム・ジウン監督がおっしゃるには、
    いろいろを盛り込んだカルト映画と紹介


チョン・ヒョンム:カルトムービーですって?
         それは興行では、
         そんなに手助けになる話ではないんじゃないですか。

         
字幕:カルトムービーは、興行で助けにならないはずですが

イ・ビョンホン :さらに付け加えたお話です。300万カルトと・・・ハハハハ。

字幕:300万カルト映画!!!

チョン・ヒョンム:ハハハ。

(<悪魔を見た>紹介)
~予告編~
男の声   :警察では、やはりその4人を、もっとも有力な容疑者と見ているらしい
スヒョン  :これに覚えは?
ギョンチョル:なぜ、こんなに弱いフリをする?もう始まりなのに・・・
スヒョン  :お前たちがしたことを、まったく同様にやるつもりだ
       ひどくしないつもりだから心配するな
スヒョン  :覚えておくといい!だんだん残酷にしてやる!
ギョンチョル:面白い・・・

Q:キム・ジウン監督とは3度目の作品ですが・・・


チョン・ヒョンム:ひと際このようにキム・ジウン監督と特別にたくさん作品をする
         理由は何かあるのですか?
イ・ビョンホン  :う~ん。目つきだけ見ても相手が何を望んでいるのか


字幕:目つきだけ見ても通じる間柄

チョン・ヒョンム:おお~
イ・ビョンホン  :NGが出ても、モニターに行く間に表情を見て分かるので、またそのまま


字幕:NGが出ても表情で意味が通じる間柄

チョン・ヒョンム:アハハハハ。
イ・ビョンホン  :その、現場に行く場合もあります。
チョン・ヒョンム:つきあっているんですか?ハハハハ。


字幕:つきあっているんですか??

イ・ビョンホン  :ハハハハ。

字幕 PD:代わりにお詫び申し上げます

チョン・ヒョンム:いや、このように目つきで全て対話をして、また来たのかと思って。
イ・ビョンホン  :いいえ。どうしてそんな暴言を言うのですか。
チョン・ヒョンム:アハハハ。
イ・ビョンホン  :ハハハハハハ。


Q:お二人が会うと何をするのですか?

チョン・ヒョンム:いや。ところで、お二方は、あまりにも親しくされていると私は思っていて
         男二人が会うと何をするのですか?
イ・ビョンホン  :あまりにもその、すごく冷笑的で、
         それからとてもドライで無表情で、そんな方なので。

         
字幕:冷笑的で無表情なキム・ジウン監督

チョン・ヒョンム:あ~。
イ・ビョンホン  :何時間かの間一緒にいたのに、家に帰る時、じっと考えてみると
         今日、何の話をしたのか、考えてみると、考えが上手く浮かんでこないんです。

         
字幕:対話が必要です!!

字幕:イ・ビョンホンは完璧主義者 トラン・アン・ユン監督-「I COME WITH THE RAIN」


Q:俳優チェ・ミンシクとの始めての出会い・・・

チョン・ヒョンム:チェ・ミンシクさんとの出会いは、初めての出会いでしょうか?
イ・ビョンホン  :チェ・ミンシク先輩から来る、そのようなエネルギーの色は、
         また違うある感じなので、そんなものたちは、
         たぶん後輩俳優たちが、みんな真似したがるのではないかと・・・

         
字幕:チェ・ミンシク先輩から出るエネルギーの色は、また違う感じなので
   そんなものたちは、たぶん後輩俳優たちが、みんな真似したがることではないかと・・・

Q:撮影中のエピソードは?


チョン・ヒョンム:いかがですか。チェ・ミンシクさんと、そのように少し強い演技をしてみると
         エピソードも少しあったかと思いますが。
イ・ビョンホン  :チェ・ミンシク先輩が、病室で横になっていて、
         そして私がそのことを見守っている
         そんな場面がありました。
         ところで、その時は、夜完全に徹夜をしていて、もうすぐ朝になる時間でした。
         すごくスタッフたち、俳優たち、みんな疲れているんです。
         とても眠くて、ところがチェ・ミンシク先輩が鼻を、
         鼻が中に、鼻の穴が中に巻きこまれるほどのいびきを掻くんですよ(笑)

         
字幕:チェ・ミンシクが病室で横になっていて、イ・ビョンホンが見守る場面の撮影当時
   スタッフ、俳優、みんな疲れている状況
   チェ・ミンシクの激しいいびきが


チョン・ヒョンム:アハハハハハ。

(「悪魔を見た」メイキング映像)
吹き出し(ミンシク):長い一日、私は、こんなことばかりして××だよ

字幕:チェ・ミンシク / チャン・ギョンチョル役
     俳優たちは、配役に没頭しなければならないけれど、
     この配役に没頭するために私が努力すると
     今、ここにいなくて、拘置所にいるでしょう

字幕(ミンシク):それなら私どもが差し入れの食べ物を入れて差し上げますよ
         ギョーザ、焼きギョーザ

吹き出し(ミンシク):今日は洗濯板の上の洗濯物になったみたいな気がするよ
           不安だ

字幕(ミンシク):連続殺人犯が萎れて見える

字幕:チェ・ミンシク / チャン・ギョンチョル役
     怖いです。イ・ビョンホンだけ見ていると、
     叩いて殴られた記憶しかないから・・・

吹き出し(BH):気分は、別に良くはないですよ
         理解できません 本当に

Q:キム・ジウン監督の演出スタイル・・・


チョン・ヒョンム:キム・ジウン監督は、そっとしておかないようです。
          あまりにもハードなアクションもたくさんされるようですし、
          身体の苦労が多かったでしょう。
イ・ビョンホン  :その、キム・ジウン監督は、俳優たちを苦労させることでは有名なようです。


字幕:俳優を窮地に追い込む監督、キム・ジウン

チョン・ヒョンム:ハハハ。
イ・ビョンホン  :だから私は、さらには、
           その少しサディズム(Sadism)があるのではないかと・・・


字幕:相手を苦しめて楽しみを感じる人
   もしかしてサディスト?


チョン・ヒョンム:ハハハハハ。
イ・ビョンホン  :エンディングを全て撮ったと、それならとてもうれしくて、
         やたらに‘お疲れ様でした~’
         こんなふうにみんな、あ~、本当に苦労、何ヶ月間か、
         本当にみんな苦労が多かったですね。
         ところが(キム・ジウン監督が)違うバージョンのエンディングを、
         何日かしてから
         撮らなければならないようだ。こう言うんです。


Q:もう一度キム・ジウン監督と撮影を・・・

チョン・ヒョンム:今後も何か、キム・ジウン監督の映画をする意向は、おありではないのですか。
イ・ビョンホン  :・・・・・・・・・。
チョン・ヒョンム:答えが早く出てきませんが?
イ・ビョンホン  :アハハハハ。


吹き出し(BH):監督、また呼んで下さい!

チョン・ヒョンム:どれくらい苦労したかと思ったら、答えが早く出ないのですね。

字幕:俳優は、心にたこができる イ・ビョンホン

Q:映画の選択の基準は?


チョン・ヒョンム:ところで、映画を選ぶ時、イ・ビョンホンさんは、
        しっかりこんなふうに見るという基準のようなものがあるようです。
イ・ビョンホン :シナリオをしっかり読むと、何故かこれはするようだ。
        という考えがピーン!ときます。

        
字幕:シナリオから初めての感じが来る映画

チョン・ヒョンム:あ~、直感が働くんですね。
イ・ビョンホン  :はい。
チョン・ヒョンム:お~。
イ・ビョンホン  :そんなふうではない映画もありましたが


字幕:それがない映画もありましたが・・・

チョン・ヒョンム:(それは)何ですか?

字幕:何ですか?

イ・ビョンホン  :「G.I.Joe」は、実際、アメリカへ行って
         私がやる映画ではないと思いました。

         
字幕:「G.I.Joe」は実際、私がやる映画ではないと思いました

チョン・ヒョンム:えっ、本当に?
イ・ビョンホン  :衣装を着る所に行って、衣装を着て、それでやらなければならないんだ、
         空を飛んで行くこと。
チョン・ヒョンム:すぐ(アメリカに)来るやいなや?
イ・ビョンホン  :ええ。しっかり身につけてから、鏡に映った自分の姿を見て
         あ~、私は、この映画をなんで契約したんだろう。
         本当にとてもすまないけれど、早くプロデューサーと監督に会って、
         本当に申し訳ございませんとお話申し上げなければいけない・・・
         やっぱりその場面は、今見ても・・・見ることはできません。


(「G.I.Joe」映像)

イ・ビョンホン :アメリカの観客たちは、そこで(そのシーンで)、やたらに拍手をするし、
         これだと言っては、本当にすごい、想像できない、
         想像できない、そんなどんな反応も出てくるから・・・

        
字幕:アメリカの観客たちは、その場面で口笛を吹いたり手を叩いたり、
    本当に想像できない反応が来るから


チョン・ヒョンム:おや、見てください。その「G.I.Joe」のスティーヴン・ソマーズ監督
          カッコイイ身体と魅了されやすい目を持っている俳優です。

          
字幕:カッコイイ身体と魅了されやすい目を持った俳優 スティーヴン・ソマーズ監督

イ・ビョンホン :率直にお話申し上げると。
チョン・ヒョンム:率直にお話ください。
イ・ビョンホン :スティーヴン・ソマーズ監督は、
         (私が出た)映画を見たことは、一度もないそうです。

        
字幕:衝撃告白!!ビョンホンの映画を見たことがない監督

チョン・ヒョンム:えっ、なぜ。
イ・ビョンホン :そんなことたちのために、ちょっと驚いたのですが
        スティーヴン・ソマーズ監督が私をキャスティングした理由は、
        え~っ、私がその、
        東京ドームで4万何千人かのファンたちとしたファンミーティング・・・
チョン・ヒョンム:えええっ。
イ・ビョンホン :そのDVDがありました。
チョン・ヒョンム:ええっ。
イ・ビョンホン :そのDVDを見るやいなや、私の友人だ!そんなことです。
チョン・ヒョンム:ファンミーティングのDVDを見て?
イ・ビョンホン:はい。


字幕:ハリウッド進出の隠れた真実は?
   東京ドーム映像 ファンミーティング映像


(東京ドーム ファンミーティング映像)

Q:本人の目つきについての評価・・・

チョン・ヒョンム:ご本人が考えるにも、ご本人の目つきは魅力的ですか?
イ・ビョンホン :鏡を見ては、感じることはできません。
         今の作品が終わって、それを見る時、
         ああ、私は、あの時あの感情が、
         そっくりそのまま出たな、ということに、
         ある時には満足感、ある時には不満足感、このようなことが
         今の作品を見る時に感じられるんですよ。
チョン・ヒョンム:認めるという話ですよね。


字幕:(魅力を)認定するという話ですよね?

イ・ビョンホン :そんな時もあるということですよ。

字幕:そんな時もあるということですよ

チョン・ヒョンム:なくはないということではないですか。

字幕:(魅力が)なくはないということではないですか?

イ・ビョンホン :どうしたんですか。

字幕:どうしたんですか!

チョン・ヒョンム:アハハハ。
イ・ビョンホン :ハハハ。


字幕:イ・ダヘ ‘イ・ビョンホンの目つきの演技は気に入っています’
    “びっくり告白”
   映画「赤ちゃんと僕」ドラマ「ベートーベン・ウィルス」に
   出演しているチャン・グンソク
   イ・ビョンホンの演技絶賛


(「甘い人生」「共同警備区域JSA」「ノムノムノム」映像)

(「甘い人生」映像)
恨みと背信感がこもった目つき
(「JSA」映像)
純真で切実な目つき
(「ノムノムノム」映像)
悪辣なカリスマが際立つ目つき

Q:イ・ビョンホンに気になる2、3種類のことたち


チョン・ヒョンム:アメリカ、日本、活動をたくさんされていらっしゃいますが
          飛行機のマイレージは、どのくらい貯まったのでしょうか?

         
字幕:マイルはどのくらい?

イ・ビョンホン :それ、よくわかりませんが、だいたい80万?

字幕:80万マイル

チョン・ヒョンム:80万?
イ・ビョンホン :いくら出かけられなくても、ファーストクラスで往復できるでしょう。


Q:外国の俳優たちとは親しいのですか?

チョン・ヒョンム:シエナ・ミラー、何かいろいろな俳優たちとご一緒されませんでしたか?
         最近でも連絡をされているのですか?
イ・ビョンホン :アメリカに行った時は、シエナ・ミラーとマーロン・ウェイアンズという友人と会って
         ご飯を食べるし、軽くお酒も飲むし、
         イギリスに行った時は、え~っ、ジョシュ・ハートネットに
         そこで演劇を観たんです、そこへ行って一緒にまた・・・

        
字幕:アメリカではシエナ・ミラーと連絡をとってご飯を食べるし、
   イギリスではジョシュ・ハートネットの公演を観覧する・・・


Q:好きなガールグループは?

チョン・ヒョンム:イ・ビョンホンさんも、お好きなガールズグループはいますか?
イ・ビョンホン :ガールズグループ・・・それは、わからないです。ボーイズグループは
チョン・ヒョンム:えっ?
イ・ビョンホン :BIGBANG


字幕:BIGBANG

チョン・ヒョンム:BIGBANG~

Q:コンプレックスはありますか?

チョン・ヒョンム:完璧に見えるイ・ビョンホンさんにも、コンプレックスはありますか?
イ・ビョンホン :若かった時には、私の唇とか口の形とか声とか、
         何かこのようなものたちが、みんなコンプレックスだったんです。
         自分が見るのにコンプレックスなことは、
         他人が見るにもコンプレックスかと・・・

         
字幕:若い時持っていた、唇と声に対するコンプレックス

チョン・ヒョンム:どうもありがとうございました。
イ・ビョンホン :ありがとうございました。

<このように送るのは惜しいですが、
‘映画が好き’のファンたちのために一言だけお願いしてもよろしいでしょうか>
イ・ビョンホン:土曜には‘映画が好き’
        私がご一緒して差し上げます


special thanks azuki-san♪
# by gomazokun | 2010-08-02 22:07 | TV
ゆるゆるなソウル遠足第2日目(おまけ)
さて、2日目の続きです。
これが今回のメインイベントです(w

もう四方八方歩き回りやや足を引きずりホテルへ一旦戻るも
「着替えをして10分後ロビーに集合!」
てなことで、私はスウェットにTシャツという”ほぼ寝巻き”姿に着替え
ロビーへぇ全員そろったところで
ホテル前のバス停からバスに乗り約10分くらい
到着したのは。。。ここです。
うーん。。。写真で見るとかなり怪しい感じだ(爆
ゆるゆるなソウル遠足第2日目(おまけ)_d0059113_2334255.jpg

このネオンの色合いが怪しさ倍増?
ここはですねー『スッカマ(炭釜)』です。
サウナです。
なのでこれから先の写真はありません(w

このサイトで詳細に書かれてますが
入場料は値上がりし続けてます(爆
お仲間が来たことがあって、ぜひ行きたいと今回のメインイベントにしてもらいました(爆
とりあえず、フロントで入浴料10000ウォンを払います。
そうするとサウナ着?上下とロッカーのキーをくれます。
あとは施設内で勝手にどうぞって雰囲気です(w
ここの受付のオバチャンのまぶたの上のテープが気になってしゃーなかったなー
目を吊り上げるためなのか、二重を強調するためなのか
肌色のテープがまぶたから眉毛に向かって貼ってありました。。。
その上に眉毛書いてた???
とりあえず、低温と書いてあるスッカマサウナに入りましたが。。。
ほんまにこれが低温なの?てくらい熱かったですが
まだ我慢ができる範囲でした。
(後で中温に入ろうと試みましたが、熱すぎて入り口ですでに断念しました。。。)
まずはタオルで耳の上にお団子を作ってかぶりたいと
(キムサムスンとかで出てくるやつです)
お仲間よりレクチャーしてもらい
タオルを折るもなんか変。。。
ここで回りにいた韓国人の人々に笑われる(涙
そうこうしてるうちにに汗が吹き出てきます。
ほんで、こんどは外に出て一休み
ほんまの屋外(山です)にも出られるので
出てみましたが。。。蚊がものすごくて
一瞬で退散しました(爆
サウナ行ったり涼んだりして
その後、パッピンスを食べて
スポーツマッサージをして
しばし、ゴロゴロウトウトして
たまに一服しに屋外の桟敷みたいになっているところに出たりしてたんですけど
この桟敷にオバチャン3人組が
カップラーメン、キンパ、果物にお菓子をいーっぱい並べて
おしゃべりしてはったんです。
立てひざで
しかも何時間もずーっと食べながら
マシンガントークです
なんかドラマのワンシーンのようでした(w

今度は入浴です。お風呂場は銭湯みたいな湯船、カラン、
とプールみたいな温度の低いもんもあり
その片隅にベッドが3つ
そうです「あかすり」ですねー
これもやってみたかったんです。
しかし、混んでいて20分ほど待たされ。。。
全く日本語がわからないオバチャンにやってもらいましたが
姿勢を変える必要があるときにはポンポンと体を叩かれ
指で上向け、横向けだの指示をされました(爆
全身を2回ゴシゴシしたので、何回もクルクル方向転換させられました(w
つーか、顔を普通のタオルに石鹸つけてゴシゴシはあんまりだ。。。
全体的にはちょっと痛くてでも、気持ちよかったんですけど
翌日、背中にかすり傷のようなもんがありました(爆
入浴料以外のマッサージ、あかすりの料金は帰りにフロントで精算します。
今回はスポーツマッサージ30分30000ウォン
あかすり15000ウォンでした。

で、のんびりしすぎたのか(数時間いました。。。)
とーっくにバスも無くなり
タクシーを呼んでもらってご帰還となりました♪
この日爆睡したのはいうまでもない。。。
ほーんま気持ちよく眠れましたわぁ
# by gomazokun | 2010-07-31 23:34 | 記事