CINE21 850号②
一番大きな世界に行きたかった


まず「G.I.JOE 2」が先に封切りします。
製作社のパラマウントが、アジア地域興行の一番の功労者として、
イ・ビョンホンを挙げました。

アメリカ側の態度がとても好意的に変わりました。
私は扱いが良くなったのは幸いですが、そっと考えてみると、
彼らもやはり、本当に怖い人たちです。
私たちは、冷たく接してから突然変わる行動をすれば、
心苦しくないですか。
この人たちは、ただ、直ぐにします。
少しずつ変わるのなら、
私が一生懸命するからそうなのかと思うはずですが、
このような急激な変化なら、私でなく、彼らが変わったのです。
反対の場合にどうなるだろうと考えてみると、
身の毛がよだつものです。



体感温度は、どの程度なのですか。

少し前にエージェンシーの変更(WME 所属からCAAへ)の件で
アメリカへ行ったのですが、
それと兼ねて、パラマウントの関係者とジョン・チュウ監督に会いました。
パラマウントでは、Part1の時の韓国ファンの動きを見て、
内心驚いた気配でした。
アメリカには、私たちのような熱いファンの文化がありません。
レッドカーペットで歓呼したりするけれど、
トップスターたちが、普段道に出かけることは、珍しくありません。
だからこれは、本当に無視することではないなと判断したのです。
予告編の音楽はどうなのか、
韓国人たちが特に好きな音楽ジャンルはあるのか、
これはティーザー予告編だから、
いくらでも反映してあげることができる、
と言いながら、私の意見を尋ねていましたよ。



Part1の時は、こんな過程自体が、なかったということですか。

あの時は、私たちも、よく分かりませんでした。
他の人たちの契約では凄く厚いのに、
私たちには、ただ理解して、してくれと言いました。(笑い)
いくら弁護士がしてくれると言っても、
よく分からない状態では、
条項一つ一つを要求するには限界があります。
一例で、Part1の時、メイキング映像を要請すると、
“何を言っているのか、
俳優たちがこんなにたくさん画面にかかるのに、
他の俳優たちの肖像権はどうするのか”という答えでした。
その話を聞いて、
“あぁ、やっぱりハリウッドは違うね”こうでした。(笑い)
今度は、あちらから、
まずアジアのマーケティングを聞いてみるので、
“もしもメイキング、少し…”と言ったら、
みんな持って行けと言っていましたよ。(笑い)



それほどなら、Part2の撮影の時から、もう地位が変わったはずですが。

Part1の時は、撮影がない日も、
無条件で出なければいけませんでした。
数ヶ月間、午前 4時30分に出て、
6時には、トレーラーに正確に行っていました。
扮装してからは 8時30分ぐらい。その時間から、
ストーム・シャドーの服を着て待ちます。
10時間をそうしていると、午後 3時頃なれば、
完全にすっかり疲れてしまいます。
したい意欲もなくて、眠くて。
それでも撮影ができずに帰る日も生じます。
私は、こんなに苦労したから時間を超過しても撮りたいけれど、
彼らには 、10分の超過も、想像することができないのです。
もちろんその日は、無駄骨です。
3時頃助監督が来て “すまないけれど、
今日は撮影がなさそうだ”と言います。
そんな日が茶飯事でした。
その時は、判断がつかなかったんですよ。
私は彼らには新人だからそうなのか、
元々のここのシステムがこうなのか。
どっちかハッキリしないから、話もできませんでした。
どうするか、初心をまた訪ねることができる機会と気楽に考えました。
今度は、午後4時までに来てくれと言うので行ってみると、
全て準備してあります。
扮装が終わるやいなや、トレーラーに行く時間もなく、
すぐに撮影です。
撮影場に何十台かのトレーラーがあるのですが、
みんな似たり寄ったりの古いトレーラーで、
たった二つが大きなトレーラーです。
一つがドウェイン・ジョンソンので、他の一つが私のです。



その結果、Part2では、ストーム・シャドーの比重が大きく増えたと聞きました。

ほとんど主人公だ、という記事が出ましたが、そうではありません。
ストーム・シャドーの分量は、決まっているからということです。
量的には、Part1よりは、少し増えた程度です。
でも、確かに、ストーム・シャドー中心に話が回っていくのは、
変化です。
Part1では、私はバックグラウンドに、
ただ立っている場面も多かったです。
出てきたのに見えない時も多いし、
ただついて行く場面もありました。
Part2では、そんな場合は、ほとんどありません。
私が登場すれば、とにかく私のストーリーが進行されます。
内容の面で見ると、途方もない発展です。
少し前ジョン・チュウ監督と通話したのですが、
ストーム・シャドーの場面は、
編集でほとんど生かしたと言っていましたよ。
気分が良かったです。



イ・ビョンホンと言う俳優が獲得した確固なスター性に、波紋は必要だったのでしょうか。
「G.I.JOE」が、そんな機能をしました。

一種の挑発でした。穏やかな水に、石を投げたいと思う気持ちです。
演劇の俳優ならブロードウェイの舞台に立ちたくて、
歌手ならグラミー賞にノミネートされたいように、
誰でも、自分がいる分野で、
一番大きな世界へ行きたいものです。
しなくて後悔することより、チャンスが来たのに、
固く躊躇って恐れる必要があるのか。
私はまだ、結婚もしていませんが、
安定的なものにあまり重さを置かないようにしようと思います。
もちろん、そんな決定をする時、気にかかることも多いです。
その時英語は、どう学ぶのか。
ネーティブスピーカーは、私の発音が変だと感じるはずだが。
アジア的なものは、神秘感を与えることができるけれど、
それは、それでも、少しのはずだが。
あれこれ計算してみると、私は本当に上手くしたのか、
笑い物になるのではないかと思いました。
面倒で遥かに遠いことだらけで、
一体私は、何を決定したのかと思いたくなります。 (笑い)



まだハリウッドに操縦を受けている感じ


「G.I.JOE」は、俳優イ・ビョンホンのハリウッド進出のための序幕のような作品になりました。

実は、私のフィルモグラフィーは、
物凄くでこぼこしています。
「共同警備区域 JSA 」をしてから
口をつぐむ監督が演出する「バンジージャンプする」をすると言うと、
誰も理解できなかったんですよ。
時々私の意志ではないのにしなければならない時もありますが、
大部分は、純然と感性に差し込まれて決めるから、
こんな結果が出てくるのです。
ところで「G.I.JOE」は、
唯一に私が戦略的に挑戦した作品です。
エージェンシーもそうだし、みんなが、
これは、必ずしたらと言ったんですよ。
ストーム・シャドーの持つ影響力は、
アメリカ文化圏ではとても大きいので、
間違いなく役に立つということでした。
仮に私が追い求める理想的なハリウッドデビューではなくても、
その道まで行く良い過程だと思えば、
これよりもっと良いチャンスはないだろう、
という考えで決めました。
およそ 1年引きずりました。



結果的に選択は悪くないです。「G.I.JOE」でのストーム・シャドーの魅力は、絶対的です。

初めは、そんなこと、思いもしませんでしたよ。
あの時「グッド・バッド・ウィアード」と「I COME WITH THE RAIN」で、
香港と中国を行ったり来たりしながら、撮るしかなかったです。
そばで(チョン)ウソンが、兄さんも本当に凄いと言っていましたよ。
体力は十分かだって。
「I COME WITH THE RAIN」が終わるやいなや、
扮装の血をたっぷり付けたまま、ウェットティシュで拭きながら
「G.I.JOE」の撮影のために LAに行きました。
飛行機を降りるやいなや、
「G.I.JOE」の衣装のフィッティングをしに行くのですが、
仮縫いした服を着てびっくりしました。
戦隊物の主人公になったようでした。
そう思っているのに、マスクを持って来るし、
その上器具を持って来たんですよ。
それを見て、これは違う!と思いました。
対の刀を持って空を飛ばなければいけないなんて。
その瞬間、眠りからぱっと目が覚めた気分でした。
私は一体何をするのか。
何も言わず服を脱いで、
マネージャーに明日ミーティングを決めてくれ、
すみませんが、私はできません、
間違いでした、韓国に帰ります、と言うと。
降りることができるなら、本当に膝でも跪こうかと思いました。



常識的に考える時、ありえない事です。

そうしては、絶対いけないということです。
時々、どっちなのかハッキリしない瞬間はあります。
でも、こんなにはっきりと ‘してはいけない’と思ったのは初めてでした。
心的に底を打っていました。
ところが、夜につくづく考えてみると、
とにかく私が決めたことだから、
こんな姿を見せてはいけない。
運命を信じる方だから、
‘できることなら、こんな器具に乗ってもできるものだし、
できなければ、仕方ないことだ。
自分が思うことほど大きな被害がなくても、
良い勉強になることもあるのだ‘と、心を改めました。



ハリウッド進出の手順において、今の段階を点検したら。

まだPart2が公開されていないので、
これと言うような変わった状況はありません。
Part2が成功して、業界の人たちに目立てば分かりませんが。
今は、二つの作品を待っています。
主演ではないですが、かっこいいキャラクターです。
スーツの身なりなので、見かけも、もっともらしいし。
待っています。待っているのが合うことで、
私が選択することではないので。 (笑い)
ある瞬間には、私は選択する立場にならなければなりませんが、
まだ、ハリウッドが私を操っている感じが、より大きいです。

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by gomazokun | 2012-04-25 21:47
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