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MOVIE WEEK 334号(2008.07.03-07.09)
Cover story(イ・ビョンホン部分)

真摯な熱情を解くのは悪い奴 イ・ビョンホン

イ・ビョンホンの顔
さっぱりした骨格が顔の緊張を作る.
海外撮影場をせっせと行き交った跡が、赤銅色で積もったから
"甘い人生"の時よりさらに強靭な機運が発散されている.
微笑みを浮かべると、雰囲気は180度変わる.
強さと親切さが格好よく均衡を成す顔は、今まで積み重ねてきた外剛内柔のイメージそのままだ.
まあまあでは崩れない見かけの中で、どこに‘良い、悪い、変な’ ものなどが
どんな割合で隠れているのか容易く判断がつかない.

躊躇いの時間
イ・ビョンホンは "甘い人生"の時キム・ジウン監督と分かち合った‘甘ったるい’ 瞬間を忘れることができない.
“ディテールを通じてキャラクターを構築して行く” 監督に完全に惚れた.
"甘い人生"が終わってメロウを一緒に作業する(ひとり)想像図を少ししてみた.
しかしキム・ジウン監督の押し出したジャンルはウエスタンだった
.心配に追い込む性格である彼は、既に主演が決まった映画の中間合流は大丈夫か、
何ヶ月かの間続けるロケ撮影及び乗馬アクションに耐えられるのか、うっすら不安だった.
少し躊躇ったが、結局は ‘イエス’だった.キム・ジウン監督を信じる事にした.

酷く笑わせる悪役
チャンイの外貌に対するディテールは期待以上だった.
現場へ来ると、髪の毛を付けた後、スモーキー化粧をするのに常に一時間がかかった.
俳優としては、強い男と甘ったるい男を主に行き交った彼に ‘絶対悪役’という宿題が生じた.
普通はキャラクターの心理を把握するのが先だったが、"奴、奴、奴"のチャンイは、そんな必要はなかった.

“チャンイは何か深い事情があって悪人になったのではなく、元々悪い奴です.
とても外向的な悪人だと言えるでしょうか.
ところが "奴、奴、奴"は、浮かれるように走りながら笑って楽しむ映画だから、
キャラクターに深く掘り下げると、映画の性格と一致しません.
この映画は、悪い奴が映画の中で悪いことをしていたって、観客たちがクスクス笑って見なければならない映画です.”

そうして、事前準備が徹底的なのに有名だったイ・ビョンホンの方式に、少しの割れ目が生じた.

“ 撮影する状況の中で私が持って行かなければならない感情をあらかじめ研究しないで、現場でただ直面するままにしてみながら、私も監督も期待することができなかった表現が作られました.
予想できない生物の感情表現が、キャラクターを形成して行くのに大きな助けになりました.”

イ・ビョンホンはモニタリングをしてずっと新しい表現法を再発見した.
まだ見つけることができなかった自分を悟る瞬間でもあった.
死闘の真ん中でも笑わせることができるキム・ジウン監督のユーモアスタイルが、
イ・ビョンホンの閉じた心を開いた.
‘悪い奴ではなく、素敵な奴’という言葉も合いますが、
それより ‘ただ一人真摯な奴(それで笑わせた奴)’が、もっと合うかもしれません.

“しつこく生き残るテグ、懸賞金が目的な冷血なドウォンは、すべて現実的です.
ところがチャンイは、生き残りにくい時代に、名誉を夢見る理想主義者です.
自尊心一つで持ちこたえながら物質より名誉を追い求めます.”

説明を聞くほど判断がつかない.
チャンイは本当に悪いのか、そうしたことなのか?
事実はその男、無謀だ.
自尊心一つで持ちこたえる理想主義を ‘悪い奴’で表現したら、
イ・ビョンホンは明確に ‘悪い’ 範疇だ.去年から彼を中心に三つの映画が回っている.
まず "奴、奴、奴"に狂ったように撮ったし、トラン・アン・ユンの合作映画 "私は雨と共に行く"を香港で、
シエナ・ミラー相手の悪役で登場する "G.I.Joe" の撮影をプラハで続けていた.

“映画三本を一度に決めながら ‘もう、分からない.ぶつかってみよう.いつやってみるか’という気持ちでしたが、
結果と関係なく終わって感じたのは、こんな無謀なスケジュールは本当に大変だという点です.”(笑)

眠れずに参加したカンヌ国際映画祭 "奴、奴、奴>"の上映が終わって涙ぐむ理由も、実際は疲れていたからだった.
これは熱情と好奇心の対価だ.ハリウッド進出に対する欲心よりは 、
‘理想’を実現しようとする気持ちが、もっと大きかった.

“これまで選択した映画たちも、とんでもないという反応が多かったです.
とてつもない経験を支払いながら得た教訓は、私が行かなければならない道ではないような作品を選択することを
恐れることはやめよう、これからの道を決めるのに不安に思うことはやめようということです.”

ドラマの成功で ‘韓流スター’と言う名前を得るようになったが、一方彼の映画たちは
‘俳優イ・ビョンホン’を再発見するきっかけを作っている.
これからまたどんな栄光の捜査がイ・ビョンホン名前の前に付くようになるのだろうか?
自らは自分の限界を敢えて判断しないようとする.それでイ・ビョンホンはいつも勇敢だ.

ホン・スギョン記者

special thanks azuki-san
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by gomazokun | 2008-06-29 22:51 | 記事
PREMIERE No.47 (2008.7.1-7.15)号
PREMIE&STAR(イ・ビョンホン インタビュー部分)

何故か老練で洗練美あふれる人生を生きているような彼にも ‘初めて’と言うことが存在した.
<奴、奴、奴>のイ・ビョンホンに初めて悪役を任せたし、馬に乗るようにしたし、
砂の暴風の中でご飯を食べるようにした.
彼はスモーキーな目つきで冷たく険しく睨んで残酷に銃口を狙う ‘悪い奴’になった.
新しいことを始めるには、あまりにも遅いのではないかと、
今でももう十分ではないかと問い返したら、
彼はソフトな声でこのように答えるだろう. “そんなことがどこにありますか.”
まだ、彼の冒険は終わらなかった.
スモーキーな目つきで睨む悪い奴、 イ・ビョンホン


1930年代の満洲、追撃戦、そして中国ロケ.
こんなキーワードだけ入れても、苦労を本当にたくさんしただろうと思いました.
俳優イ・ビョンホンにも <奴、奴、奴>は、冒険と挑戦に近い作品だったのですか?


(じっくり考えてから) そんな次元でも見ることができます.
さまざまな面で、私はやはり初めてやって見る経験が多かったです.
悪役も、あんなに長時間の海外撮影をしてみたことも、
馬にまたがってみることも初めてでした.
だから、冒険だった、 挑戦だったという感じが、ある程度あったりします.

撮影に入って行く前、キム・ジウン監督の考える‘チャンイ’と、自分の考える‘チャンイ’は、お互いに一致する面がありましたか?

普通作品入って行く前に、各自が持っているキャラクターに対するイメージを、
対話で解いて一致させて表現していく作業をします.
ところでキム・ジウン監督とは 、<甘い人生> の時、
あまりにもそんなトレーニングになっていました.
しかも <甘い人生>は、
ひとりの人物の心理をディテールするように走っていくものだったじゃないですか.
そうしてみると、そんな方に関連された研究をたくさんしました.
その時から二人は、ずしんとぴりっと上手くしっくりして良いコンビになったようです.
今回の映画をしながらも、
お互いに考える‘チャンイ’の感じやイメージが大きく行き違わなかったです.
もちろん撮影中にディテールした部分に対しては、絶えず話しながら進行したのですが、
チャンイ’の基本的なキャラクターについては、
そのまますぐ、お互いに感じることは何なのかを正確に分かっていたようです

‘チャンイ’は、実にまず少し声を張り上げるキャラクターと言わなければならないですが?

クールにしながらも残酷にしながらも、自分が第一だと思う人です.
現実ではむやみにできない行動をこの人は喜んでできるから、演技しながらも
ぴりぴりする感じたちがあったように思います
<甘い人生> の時、漢南大橋で自動車追撃した友達を瞬間的に殴って
車の鍵を川に投げたシーンがありました.
それがまさにそんな ‘ぴりぴりとして痛快な’シーンでした.
<奴、奴、奴>は、そのシーンの延長線上で、
それをもっと極大化させたと思えばいいです.
はじめから最後まで楽しいように走っていくでしょう.
私たちも撮影しながらも、そんな気持ちがあると没頭してできるので.
見る人たちもそんなカタルシスを感じることができるのです

別の見方をすると、それだけ現実性がないキャラクターとも言えるでしょうけれど、
演技する立場では、どこまで声を張り上げなければならないのか悩むことはなかったですか?


初めには、そんな部分はたくさん混乱しました.
ある程度の線までは現実性に基づいて演技しなければならないし、
人物を分析しなければならないだろうか.
そんな部分たちがこっそり悩みになったりしましたが、結論を下しました.
そうしたことは、映画の性格によって多く変わる部分だということを理解しました.
この映画の性格、ジャンルと人物の強い個性が、現実性や正当性においてとても自由にしてくれる役目をしました.
そのような枠組みについて容赦になると言わなければならないですが.
観客たちも ‘あんなことがどこあるのか?’という偏狭な気持ちで映画を見るようにならないのと同じです.
それでむしろすごく面白かったです.意外という感じが多くなる行動と表情が出るほどに、妙な快感を覚えました

どの映画の中でも悪党は魅力的に見えると言いますが、容易いながらも難しいです.
ややもすれば、下手をすると戯画化されることもできるし.
私たちは、どんな面を見て、この男に魅力を感じることができるのでしょうか?


チャンイ’は、タイトルで見えるように極悪非道な奴で、殺人請負業者で、
そのために、殺人を食事をするようにします.
しかし彼がそんなに恐ろしい行動をやらかして通う最大の理由は、
常に‘私が最高だ’という自尊心のためです.
それがすごく幼稚でもあるのですが、このキャラクターを導いて出る力という気がします.
まずよどみなく魅力があります.
基本的に監督がこういう映画を作った時、タイトル自体を三人の奴にしたし、
とにかく映画を導いていく主人公ならそれぞれのままの魅力を既に装置的に入れなかったかと? (笑)

人々が、タイトルだけ聞いて俳優たちと三人の奴らを連結させる時、
イ・ビョンホンは良い奴であるようだという話をしていましたよ.
これまであなたが見せてくれたし、また大衆の願うイメージが、
ソフトでロマンチックだったからみたいです.
俳優として観客たちに見せてあげたいイメージと、
観客たちがイ・ビョンホンから見たいイメージの間の隙間は、大きい方ですか?


俳優というのは、大衆に見せてあげなければならない職業です.
ところで私は、ある瞬間そんなものたちをあまりにも多く意識しているという気がしました.
もちろんそれは重要なことです. そんな視聴者や観客のために私がこの席にいるのだから.
ところが、私の色、私の所信も持って行かなければならないということじゃなくて.
私がある瞬間見えるものなどを度を超すほど意識するという気がしながら、
そんな私をしきりに覚まそうと努力するようになりました.
もしかしたら今回の作品が、一番大きく意外性を持っているかもしれません.
近頃にになって、最近 1、2年の間にそんな考えをたくさんしました.
マンネリズムに陥るとか、しきりに私を閉じこめようとするものなどをはたいてしまおう.
今までの考えを一度はたいてもう一度考えてみよう.
今でなければいつこのようにやってみるのか.
ある人たちは ‘それであまりにも遅くなかったか’と言うかもしれないけれど、
そんなことがどこにありますか

イ・ビョンホンは常に自信感あって余裕があったように見えます. 少なくともうわべから見るには.
バカみたいな質問ですが、イ・ビョンホンにも恐れというのは存在するのですか?


私がとても余裕のあったように見えたり、用心深さがあったように見えたり、
気楽に見える、というイメージたちは、もしかしたら他の人たちより
そんな恐れがもっと大きいから起こりうるという考えをしました.
他の人よりもっと緊張してもっと恐れるから、それを隠すために
そのように行動をするのではないかと思ったりします

初めて俳優として仕事を始めて今まで来ながら、いつかは到逹しなければならない目標を設定しておきましたか?
最終目標のようなものがあるのか気になります


究極的にどんな目標がある、のようななことはないです.
現在あるいは近い未来を思う程度?
今まではどんな雄大な目標のようなことを決めておかなかったですが、
そんなことが、はやりあるかもしれません.
続いて人々に ‘やっぱり良い俳優だね. 本当の俳優だね’ こんな声を聞きたい、
それはあります.
私、後ほど国会議員になります. 運がよければ当選になることもできるようですね’
こんな目標はありません. (笑) 最高ということ自体が俳優、
芸術をする人に意味がないのではないでしょうか.
何の基準で最高と言えるのでしょうか.
数字で出てくることができる1、2位があったら本当に当然最高になりたいですが、
これはそうではないので

人々の評価のようなことも重要ですが、 1次的に自分自身を満足させる演技も重要そうです.
私は作品より、今回はもっとよくなったようだということもあなたには重要な基準ですか?


私は作品よりよくならなければならないと言う考えをしてみたことは一度もないです.
しかし私の満足感、それはすごく重要に思います.
自分自身がそれを本当に認めることができなかった時、他の人たちがどうして認めるのか?
それは偽物です. そんな部分たちに対しては、かなり執拗な方です

中国で結構長い間撮影をしましたが、余った時間には何をしながら過ごしましたか?

私たちは、男が大部分でした.女性がいませんでした.
それで初めにキャスティング当時には ‘なんでこのような映画があるのか、
何か軍隊の映画でもなくて’
そう思いました. (笑)
実際に一緒に苦労をたくさんして一緒に暮らしてみると、
気楽で、慣れてみると男たち同士でできることなども結構多かったですよ.
私たちはサッカーをたくさんしました.
私は本当にできないのですが、ガンホ先輩(兄さん)が本当にお上手なのです.
主にチームに別れて、いつも時間がある時サッカーをしたり、
ある日にはプールも行って団体で水泳をしたり.
主にスポーツあるいはお酒でした.ガンホ先輩(兄さん)の部屋は、
ほとんど ‘BAR’でした. それも 24時間オープンのBAR.
常にいつでも ‘あっ、お酒一杯飲みたい’と思ったら、
ガンホ先輩(兄さん)の部屋に行けば良い.
電話する必要もない. 常に開かれているから

文:ソ・ドンヒョン記者

special thanks azuki-san
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by gomazokun | 2008-06-29 22:43 | 記事
惚れ惚れするチャンイ
ポスター撮影中の姿があまりにもかっこよかったので。。。
あげとこーっと
といいつつ、いったいいつ日本で見れるんだ?
と思うとやや悲しくなってくるなぁ。。。
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by gomazokun | 2008-06-25 22:10 | 映画
奴のHPカッコイイ!!!けど何て書いてあるの?
。。。って思っているそこのあなた!
ってごまたが一番そう思ってますが。。。\(-o-)/
HPはこちら

お仲間Dが即効で翻訳してくれましたよー
シノプスも追加しました。
お仲間Lも助っ人参加してくれました♪
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最初はチャンイの役柄について

【目標のためなら飯を喰うように殺人をしでかす冷血な馬賊団の頭目チャンイ。
死んでも負けることはない荒々しいプライドの所有者だ】

間隔あいてビョンホンについて

【柔らかな声と潤んだ瞳のせいだろうか?
彼のフィルムには際立ってラブストーリーが多い。
しかしノワール(甘い人生)を境に彼は男らしい男性的なドラマでも
彼の魅力を素晴らしく発揮出来ることを見せてくれ始めた。
悪人までも彼が演技すると絶妙な感性を際立たせるのは
彼の繊細な表現力のおかげだ。
執拗で、残忍で、さもしくて、時には狂気まで映し出すキャラクター
(良い奴、悪い奴、変な奴)のチャンイも同じく、
イ・ビョンホンによって単純な悪人ではなく、
カリスマのある磁力のほとばしる強烈に魅力的な人物として誕生した。】


シノプス
【1930年代、多様な人種がもつれる銃刀の横行する無法天下、満州の縮小版帝国、
列車でそれぞれ違ったやり方で生きていく朝鮮の風雲児、
三人の男が運命のように出会った。

金になるなら、どんな狩りもする懸賞金狩人ドウォン(チョン・ウソン)
最高でないと耐えられない馬賊団の頭目チャンイ(イ・ビョンホン)
雑草のような生命力の特攻隊、列車強盗テグ(ソン・ガンホ)

彼らはお互いの正体を知らないまま、テグが列車を襲って見つけた地図を手に入
れるため大陸を縫って追撃戦を繰り広げる。
正体不明の地図一枚をめぐり、重なりあう推測のなかで
日本軍、馬賊団までこもこのレースに加わろうとしている。
結果がわからない大混戦のなか、果たして、最後に勝つのは誰なのか・・】
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by gomazokun | 2008-06-09 22:56 | 映画