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思いつき読みきりストーリー13「みんちょる君がゆく9」
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「ただいまぁ。。。」深夜に帰宅したみんちょるは元気が無い
「おかえりなさい。。。どうしたんですか?」心配そうにヨンスがみんちょるの顔を覗き込む
「晩ご飯は食べました?」
「うーん。。。」玄関で靴も脱がずに何か考え込んでいるようだ
「あなた?。。。。。。室長?」
「ん?」
ヨンスの「室長」という響きには反応してしまうみんちょる
「晩ご飯は?」
「あー食べてないや。忘れてたよ」
やっと靴を脱いでカバンをヨンスに渡すとただいまのキスもしないまま
フラフラとリビングへ向かうみんちょる。
『晩ご飯を食べ忘れるのはしょうがないけど、ただいまのキスを忘れるなんて。。。』(「ヨンス。。。それはちょっと違うぞ」by 神の声)
ヨンスがみんちょるの後を追って、リビングへ入るとネクタイを緩めてソファに座り、ため息をついている姿が見えた。
「あなた?今すぐご飯作りますね。遅いからクッパにしましょうか?」
「。。。ヨンス。ここへきてちょっと座って。話があるんだ」
みんちょるの深刻そうな雰囲気に押されて、ヨンスは黙ってみんちょるの隣に座った
みんちょるはヨンスの手をとり、ジーッとヨンスを見つめた。
そして、大きくため息をつくと、決心したように口を開いた。
「実は。。。明後日から出張に行くことになったんだ。」
「まぁ、どこへですか?何日くらい?」
「釜山へ3日間”も”だよぉー」
「じゃあ明日中に出張の支度しておかなくちゃいけませんね。明日買い物に行ってきますね」
とにっこり微笑んだ。ヨンスはみんちょるに話し掛けるときは無意識に微笑むのだが。。。
途端にみんちょるが不機嫌になる
「。。。ヨンス。。。なんだうれしそうだね。僕が出張に行って3日間も家にいないって言ってるのにぃ寂しくないのかなぁ」
「あなた。。。でも私が心配そうな顔をしたり、悲しそうな顔をしたら出張先でお仕事に集中できないでしょ?」
「でもヨンスぅ、少しくらいは。。。」
「私も寂しいわ。でも我慢しますから。3日間我慢したら4日目にはあなたの顔が見れるんですもの。多分、そのときはとってもうれしいハズ。そう思えば少しは我慢できそうでしょ?だからあなたも我慢して下さいね?」
「わかったよぉー。我慢するよぉー」
「じゃあご飯食べてくれます?何が食べたいですか?」
「うーん。。。そうだなぁ。。。久しぶりに”辛いラーメン”が食べたいなぁ。明日はタットリタンにして」
インスタント食品は使わない主義のヨンスだが”辛いラーメン”だけは非常食として数個常備していた。
「こんな遅くにラーメンですか?今日だけですよ。すぐに作りますからね」
「はぁーい」
「そういえば。。。あなたに”辛いラーメン”を作ってあげるのは初めてですね(笑)卵は入れますか?」
「うん。もちろんだよぉ。あ、卵はね火を止める直前に入れるんだよ!」
「はいはい」
「やっぱりヨンスが作ったのはなんでもおいしいねぇ。昔、ミンジの夜食にラーメンを作っていたのを見てうらやましかったんだぁ。」
念願のヨンスの作ったラーメンを食べて、出張の件はすっかり頭になくなってしまったみんちょるだった。。。

翌日、ヨンスはみんちょるの出張の準備のために買い物に出かけた。
「下着は新しいものを持っていって欲しいわ」
と、デパートに出かけたのは良かったが。。。
実は結婚後も下着はみんちょるが自分で買っていたために、ヨンスが男性の下着売り場に足を踏み入れるのは産まれて初めてだった。
「どうしたらいいのかしら。。。なんて言って買ったらいいのかしら。。。困ったわ」
男性下着売り場の前でヨンスは戸惑ってしまった。
やっとの思いで、少しだけ目線を上げるとみんちょるが愛用しているブランドのロゴが見えた。
ヨンスはサイズだけ確かめて、きれいにラッピングされた商品を3個手に取った。
「あの。。。これお願いします」
蚊の泣くような小さな声で店員に頼んだ。顔が真っ赤になっているのが自分でもわかる。
精算が終わると逃げるようにして売り場を後にした。

「ヨンス!たっだいまぁ。明日から出張だから今日は早く帰ってきたよぉー」
夕方、食事の準備をしていると、みんちょるが帰宅した。
「あら、お帰りなさい。今晩はあなたのリクエスト通りタットリタンにしましたよ」
「明日から3日間”も”ヨンスの手料理が食べれないから、今日はいっぱい食べるぞー」
「もう少しでできますから、着替えてきてくださいね。それと出張に持っていく下着を買って寝室に置いてありますから見てくださいね」
「はぁーい。あれ?ヨンスが1人で僕の下着を買いに行ったの?」
「ええ、初めて行ったからとても恥ずかしかったわ」
ヨンスは思い出して顔が赤くなった。
『かわいいなぁ。。。』
寝室に入っていくみんちょるの背中を見送ったヨンスはタットリタンの準備を続けた
「ヨンス!ヨンス!」
寝室からみんちょるの大きな声がした
「え?どうかしました?」
慌ててヨンスが寝室へ行くと、ブリーフを両手で広げてちょっと不機嫌になったみんちょるの姿があった。
「これ。。。」
「え?」
「これは僕の好きなパンツじゃない。僕の好きなパンツはこっちだよー」
と、いつもはいているボクサーパンツを箪笥から取り出した。
「あら。。。三角のパンツに四角のパンツ。。。そこのブランドは全部同じ型だと思って。。。それに。。。恥ずかしくて袋から出して型を見る余裕が無かったから。。。」
話しているうちにヨンスは泣きそうになった。。。

『ヨンスを泣かせてまで、パンツの型に拘るのか?』
みんちょるは少し考え込んでしまった
『でも、パンツの型は譲れない。。。」』
『!』
「ねえヨンス、せっかく買ってきてくれたこのパンツは、会社の忘年会も近いことだし、ビンゴゲームの景品にしよう。出張へはいつもはいているパンツを持っていくよ。僕のパンツを見るのはヨンスだけだからね。新しいのじゃなくても全然平気さ♪ね?そうしようよ♪」
「でも。。。」
「じゃあヨンスは僕のパンツ姿を誰かに見せたいの?」
「それは見せたくないわ」
「じゃあ決まり!さぁご飯はもうできたの?食べよう。」
食卓ではソンチュンとミンジがなかなか寝室から出てこない二人をイライラしながら待っていた
「おまたせぇー。さぁ食べよう!今日はタットリタンだ」
「待ちくたびれたわよ。いったい何を話していたの?」
「なんでもないよ」
まさかパンツの型で揉めていたとは言えないみんちょる
「でも、あなた。。。どうして三角より四角が好きなのかしら?」
ヨンスは気になってしょうがないらしい。。。
ホントニドウシテダロウ。。。

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本日のメニュー
※辛いラーメン(これは商品名なので。。。書けません)
韓国を代表するインスタントの辛いラーメンです。韓国の人でも辛いらしく。。。卵を入れる場合が多いそうです。

※タットリタン (鶏野菜鍋:鶏のダシスープに鶏肉、ジャガイモ、野菜を切りいれ、ピリカラに味付けして煮るという簡単な家庭料理)
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by gomazokun | 2006-01-25 00:04 | みんちょる君
思いつき読みきりストーリー4「ミンチョルの最後の癖」
d0059113_13372370.jpgいつものようにヨンスの作った晩御飯が並んだイ家の食卓
「ヨンスの作ったご飯はなんでもおいしいねぇ。最高♪」
ミンチョルはにこにこしながら、次々口にほうり込んでいる
「まるでハムスターみたいなホッペ。そんなこと言ってバクバク食べてると太るわよ」
「ん?そんなことないさ。ヨンスの作ったもの以外は食べないから」
「でもお兄ちゃん、お姉さんが作った料理でもニンジンは残すのね?」
ミンチョルはミンジを睨み付けるとヨンスが振り向く前にお皿の端に寄せていたニンジンを口にほうり込んだ。
「はいはい。ごちそうさま。お姉さんが家を空けたら餓死しそうね」
「あなた。。。お昼もちゃんと食べて下さいね。」
ヨンスは心配そうな顔でミンチョルを見つめた。
「大丈夫だよぉ。ヨンス心配しないで。これからはちゃんと食べるよ」
ホッとため息をついたヨンスは思い出したように
「あなた、先日お祝いを下さったソン・ガンホさんですけどね、お礼にお食事に呼んだらどうかしら?
わたしがなにかご馳走を作りますから」
「うーん」
ミンチョルはちょっと考え込んだ
『そーだなぁお礼はしなくちゃなぁ、でもヨンスの手料理は家族以外には食べさせたくないなぁ。
うーんガンホ兄は特別な人だし、ルックスも僕のほうが絶対に勝ってるからいっかな』
「あなた?」
「うん、そうしよう。メールしてみるよ」

数日後、イ家の食卓にはミンジ、ミンチョル夫妻とソン・ガンホの姿があった
「ウワサには聞いていたが、ヨンスさんは本当に優しくて綺麗な人だ、そして料理も最高だな。こんなにうまいカムジャタンを食べたのは初めてだよ」
「ふふふ、ヨンスの料理はなんでもおいしいんですよ。キムチもヨンスの手作りです。さぁ食べて下さい」
「お兄ちゃんはね、お姉さんの作った料理以外は食べないって駄々っ子みたいなこと言うのよ」
「え?ミンチョルが?そんなことを言うのか?本当に???」
ガンホは驚いてキムチを落としそうになった。
「ミンジ!」
「あらいいじゃない。本当のことだもん。ガンホさんびっくりしたでしょ?
お兄ちゃんはもうお姉さんがいないと生きていけない人になっちゃったのよ」
「兵役の頃のミンチョルは結婚なんてしないって頑なに言ってたから、そのミンチョルを結婚したいと思わせた女性はどんな人だろうと思ってたんだが。。。ミンチョル、運命の女性にめぐり合えたな。改めておめでとう。そしてヨンスさん、こいつをこれからもよろしく頼みますよ」
ガンホの目にうっすらと涙が浮かんだ。
一瞬、みんながその幸せをかみ締めるかのように静かになった。
「でも。。。」ガンホが続けた
「ミンジの前では、あまりイチャイチャするなよ。嫁入り前の妹には毒だ。さっきからテーブルの下で二人で手を握ってるだろ」
ヨンスは顔真っ赤にしながら、
「ガンホさん。兵役時代のお二人はどんな様子だったんですか?」
話題をそらすかのように聞いた。
「そーだなー。隠れてタバコを吸ったり、こっそりチョコパイを食べたり、焼き立てのパンを食べる為に早起きしてパン屋に走ったり。。。。肝心の訓練のことは覚えてないなあ」
夜遅くまで他愛のない会話が続いた

「今日はありがとう。ガンホ兄もよろこんでいたよ。疲れてない?」
「ええ、大丈夫。ソン・ガンホさんて本当にいい人ですね。あなたが慕っている理由がわかったような気がします。」
うれしそうな顔をするヨンスを見て、ミンチョルは少し不満だった。
『泣いたり笑ったりするのは僕の前だけにしてって言ったのにぃ、さっきガンホさんにとびきりの笑顔見せてたなぁ』
「お風呂に入ってきますね」
ヨンスが寝室を出て行った後もミンチョルは「うーん」と考え込んでいた。
「そうだ♪」
鏡台に置いてあったヨンスの携帯を手にとり、ミンチョルはなぜか上半身裸になってカチャカチャいじっていた。
そして「作戦その1完了。作戦その2開始!」
と脱いだパジャマをまた羽織り、自分の携帯を持ってクローゼットへ入り込んだ
ヨンスが部屋へ戻るとミンチョルの姿が見当たらない
「ふふふ、またベットの下かしら?」
ベットの下を覗いてみたが、そこに姿はない、ベランダ、トイレにも姿はなかった。
部屋から出たり入ったりする気配にミンジがドアから顔を出した
「どうしたの?またお兄ちゃんがいなくなったの?」
「そうなの。今度はベットの下にもいないの。。。」
「外に出て行った気配はなかったし。。。携帯は?」
「そういえば、彼の携帯がないわ」
ヨンスは自分の携帯からミンチョルの携帯へ電話をかけようと、電話を開いた
「あら?」ヨンスはかすかに微笑んだ
「何?」ミンジが携帯を覗き込んだ、そこにはにっこりと微笑むミンチョルの顔が。。。
「ふん得意のキラースマイルね、それより電話掛けてみて」ミンジはヨンスを急かした
ピッ。ミンチョルにダイヤルする。
「ピピピッピピピッピピピッ」
ミンチョルの携帯の呼び出し音がクローゼットの中で鳴った。
「どうしてクローゼットから電話の音が?」
ミンジはクローゼットの扉をノックしてみたが反応はない
「ジャケットに入れっぱなし?」とミンジが扉を勢い良く開けた
そこには膝を抱えて座ったまま熟睡しているミンチョルの姿があった。
「お兄ちゃん!!!」肩を強く揺さぶられてやっとミンチョルが目を覚ました。
「作戦2失敗だぁーーー」
「お兄ちゃん何言ってるの?」
我に返ったミンチョルは「いや、なんでもない」
「とうとう、最後の癖もお姉さんに披露しちゃったわね。ガンホさんもお姉さんには黙っててくれたのに。。。」
「ガンホさんも知っているの?」ヨンスはミンジに聞いた
「お兄ちゃんはね、どこででもすぐに熟睡しちゃうのよ、兵役でも草むらに隠れる訓練中とかに熟睡しちゃってみんなで探して大騒ぎになったってさっきこっそり教えてくれたのよ。」
がっくりとうな垂れているミンチョルを尻目に「じゃあお休み」とミンジが部屋を出ていった
「携帯の待ち受け画面、素敵な写真に変えてださってありがとう」
ヨンスはミンチョルの機嫌をとるように優しく囁いた。
ミンチョルの顔にパッと笑顔が現れた「もっといいのがあるんだぁ」
とヨンスの携帯にダイヤルした
「ピピピッピピピッピピピッ」呼び出し音と伴にヨンスの携帯の画面が
キラースマイルのミンチョルから上半身裸でクールに決めたミンチョルの画像に変わった
ヨンスの頬がほんのりピンクに染まった
「ヨンスがお風呂から上がってきたら、クローゼットから携帯を鳴らしてこの画面を見せてびっくりさせようと思ったんだ。。。でも、いつのまにか熟睡しちゃったんだ。どお?気に入った?これからはもっともっと僕からの電話が待ち遠しくなるね」


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ここでちょっと補足です。
※1カムジャタン  豚の背骨とジャガイモの鍋です。ジャガイモがうまいんですよー
※2ニンジンを残す 今日読んだ雑誌に「なんでも食べるがニンジンは残す」とありました。
※3兵役でのタバコ・チョコパイ これはインタビューで実際に兵役中にやっていたと答えてました。
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by gomazokun | 2005-10-27 13:37 | みんちょる君
思いつき読みきりストーリー3「ミンチョルのイケナイ癖」
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「ふぅ~」
日本企業との大事な会議が終ってミンチョルはため息をつきながらオフィスに帰ってきた。
「室長!あ、失礼しました社長お疲れさまでした。お帰りなさいませ(はぁ~と)」
主任が満面の笑みで出迎えた。
『会議での僕のクールで渋いところをヨンスに見せたかったなぁ。今朝は僕よりも先に教会に行っちゃったからお見送りのチューもしてもらえなかったしなぁ』
あくまでも渋い顔で考え込む振りをしつつ携帯に目が行ってしまう。
『ヨンスの声が聞きたいぃぃ。お昼はちゃんと食べたかなー』
主任はその様子を『社長は今日もクールで素敵だわぁ』と見とれていた。
その時、ミンチョルの携帯が鳴った。
画面をチラッと見たミンチョルは『ワオ!!!ヨンスからだぁーーー。ここは一発渋く決めよう!』
コホンと咳払いをし、声の調子を整え、一秒でも早く声が聞きたいのをグッとこらえて
少しもったいぶらせ渋く低いバリトンボイスで
「はいイ・ミンチョルです。」
「もしもし、私です。ちょっと聞きたいことがあったんですけど」
「あ、ちょっとまって」
ミンチョルは主任に聞かれないようにと会議室へ移動しようと席を立った
「なんだかお忙しそうな感じですから、また後で掛け直しますね。お仕事中ごめんなさい。」
「え?あ!」
「プープープー」
ただただ携帯を見つめてフリーズするミンチョル
『オーマイガッ!!!』まるでムンクの「叫び」のようなミンチョルであった。
「社長!どうなさいました?」主任が近づいてくる。
あくまでも平静を装いつつ、前髪を払うように顔をちょっと上に向けながら
「いや、なんでもない仕事を続けて」
何気ない振りをしながら会議室へ急ぐミンチョル。
会議室のドアを閉めるや否や
発信ボタンを押した
「あ、ヨンス!」
「ハイ、あ、あなたお忙しいのにさっきはごめんなさいね」
「せっかく声が聞けたと思ったらすぐに切っちゃうしさー、僕は仕事よりヨンスが大事なことぐらい知ってるだろぉ。ヨンスの電話はいつでも大歓迎さ♪」
「あらあら、お仕事も大事ですよ」
「わかってるよぉ。で、用事はなんだったの?今朝できなかったチューをしてくれるの?」
「・・・」
「冗談だよぉ」
「あのね、あなた昨夜、靴下をどこへ脱いだんですか?洗濯しようと思ったら昨日の靴下がないんです」
「え!?」
「うーん。。。忘れた。。。どこで脱いだっけかなぁ」
「ふぅ。あなたのこの癖はいつまでたっても治りませんねぇ。困った人。でも、お願いですからどこでも靴下を脱いでポイポイ投げるのは家の中だけにして下さいね」
「はぁーーーい」
「あ、それから今日、あなた宛に荷物が届いてますよ、えーっと「ソン・ガンホ」さんからです」
「えーーーソン・ガンホさんだって?兵役で一緒だったんだ、なつかしいなぁ。今日は早く帰るから一緒に開けようね。きっと結婚のプレゼントだよ」

いつもより早めに仕事を切り上げ急いで帰宅したミンチョル
「おかえりなさい。お仕事ご苦労さまでした」
「ヨンスに早く会いたくて階段3段飛ばしで上がってきたんだよー」
と唇をヨンスの唇に近づけたときにヨンスの背後から視線が。。。
「コホン」
ミンジが腕組をして仁王立ちしていた
抱き合ったままの二人に
「お取り込み中悪いけど、どいてくれない?出かけられないわ」
「なんだ?こんな時間から出かけるのか?」
「いいじゃない。たまには友達とカラオケにでも行こうかと思って、お父さんも出かけてるし」
「早く帰るんだぞ」
「あら?早く帰って来てもいいの?」
「・・・」
「12時きっかりに帰ってくるわ、それまで二人でごゆっくり♪」
リビングに向かう二人と入れ違いに靴を選ぶミンジ
「今日は寒いからブーツにしようっと」
リビングでは「さっきの続き」とミンチョルがヨンスの腕を引き寄せキスをしようとしていた
その時「キャーーーーーーー」
玄関でミンジの悲鳴が
妹思いの兄ミンチョルはとっさに走り出す
「ミンジ!どうした?」
玄関でブーツに足を入れかけたまま倒れているミンジ
「どうしたんだ?ミンジ!大丈夫か??ミンジ!ミンジ!」
「ブーツの中に何かいるの。。。柔らかい気持ち悪いものが・・・」
「なんだって?」
勢いよくミンジのブーツを脱がすミンチョル
出てきたものを見て凍りつくミンチョル、ヨンスも凍りついている
いや、二人とも茫然自失だ
「お兄ちゃん!」
ミンジはブーツから転がり出てきたものをミンチョルの顔めがけて投げつけた
ミンジの顔が恐怖から怒りに変わっていた
「どうして、こんなところにあなたが昨日はいていた靴下が。。。」
「・・・思い出した、昨日は玄関で靴下を脱いだんだった。。。」
「脱いだ靴下をなんで私のブーツに入れるのよー」
「だって無意識にポイって。。。」
「バタン!」
言い終わる前に玄関のドアは閉まった
落ち込むミンチョルに「ソン・ガンホさんからのプレゼントは何かしらねぇ。早く開けてみましょうよ」と気遣うヨンス
大きなリボンのかかった箱を開けてみると。。。
それは100足の靴下だった
「あら、メッセージカードがあるわ」
『親愛なる弟分ミンチョルへ
結婚おめでとう。
どうだ元気にやってるか?きっと綺麗で優しい奥さんなんだろうな
そのうち奥さんも一緒に飯でも食おう

追伸
 靴下をどこでも脱ぎ捨てる癖はまだ直ってないだろう?
 奥さんに苦労をかけないように靴下100足プレゼントするよ』

おしまい
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by gomazokun | 2005-08-21 23:06 | みんちょる君
思いつき読みきりストーリー12「みんちょる君がゆく8」
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「ヨンス♪ヨンス♪たっだいまぁ」
「あれ?ヨンスぅぅぅぅ」
直ぐに出てきてくれないので、
やや大きな声でアピールするみんちょる
「ふふふふふ」
「あはははは」
なにやら、リビングでミンジとヨンスの笑い声が聞こえる
『えー!僕が帰って来たのに気がつかないくらい楽しいことなのか?ええええぃ』
「ヨ・ン・スぅぅぅぅ!!!」
みんちょるは隣の家に聞こえそうな大声で呼んだ
「あ、あなたお帰りなさーい」
と慌ててヨンスが出迎えた
「何か楽しいことがあったの?」
ヨンスを抱きしめて、ヨンスの肩に顔を埋めながらさりげなく聞いた
「ええ、今、ミンジに昔のアルバムを見せてもらっていたんですよ」
「昔のアルバム?」
「ええ、あなたが小学生くらいの写真とか。。。子犬を抱いた写真がかわいかったわ」
「ああ、昔飼ってた犬なんだ」
といいつつ、みんちょるはちょっと不安がよぎった
『まさか、最後のページのあの写真はまだ見てないはずだよなぁ。。。』
ヨンスの手をひいてリビングに行くと、ミンジがアルバムに見入っていた
そしてふと思い出したように
「そういえば、ソンジェ兄さんが犬嫌いになったのもこの頃ね」
「ソンジェさんは犬が嫌いなの?」
ヨンスが不思議そうに聞いた
「あーそういえば、例の事件以来、犬が嫌いになったんだったな」
とみんちょるも思い出したようにつぶやいた
「例の事件って?犬に噛まれたんですか?」
「残念でした♪噛まれたんならまだ分かるんだけどね。。。」
「???」
「ソンジェ兄さんがね、庭のベンチでサンドイッチを食べてた時に、この子犬が手に持っていたサンドイッチを食べちゃったのよ、ベンチに置いてた残りのほうじゃなくて、手に持っていたほうをね。。。よっぽどボーっとしながら食べてたのねフフフ」
「ソンジェは子供の頃からめったに怒ったりしないヤツだったけど、あの時は本当に怒ってたなぁ。。。それ以来、犬が嫌いなんだ。おかしなヤツだ」
みんちょるは最近、ソンジェに助けられてばかりで久々に優位にたてるチャンスとばかりに嬉しそうに話した
ヨンスがアルバムの次のページを見ようとしたとき
「ヨンスぅ、今日の晩御飯は何かな?後はゆっくり食事の後で見よう♪」
とみんちょるが少し慌てたように言った。
「あ、そうですね、今日はタットリタンですよ。あなた大好きでしょ」
「おおお、辛くしてねぇ♪夏こそ熱くて辛い物を食べなくちゃぁ」
ヨンスがキッチンのほうを向いたのを見計らって、みんちょるは慌ててアルバムの
最後のページを開いた
『あったあった、これだけはヨンスには見られたくないなぁ。。。ヨ
ンスに隠し事はしたくないけど。。。これだけは。。。ごめんよぉヨンス』
みんちょるは一枚の写真をアルバムから剥がすと、急いでカバンに放り込もうとした
が。。。しかし、運悪くヨンスが振り向いた
ヨンスはしばらくみんちょるを悲しい眼差しで見つめていたが、何も言わず
また、キッチンに向かい食事の準備を続けた
みんちょるは頭のが真っ白になった
『どっどーしよう。。。』
『ヨンスの笑顔と自分の過去とどっちを取る?究極の選択だ(by悪魔の囁き)』
「ヨンスぅ。。。」
みんちょるは思い切り甘えた声でヨンスを後ろから抱きしめた
ヨンスは返事をしてくれない、目には涙が溜まっている
みんちょるは意を決して、一旦ヨンスから離れると、カバンに隠そうとしていた写真を手に
ヨンスの後ろに立った
「コホン、あの。。。ヨンス?ちょっと見て欲しい写真があるんだけどぉ」
「いいえ、見たくありません。あなたが隠そうとした写真なんか」
『あぁぁぁーーーどーーーしよぉーーー本当にすごく怒ってるなぁ。。。うーん。。。』
みんちょるはヨンスの後ろにたったまま考え込んだ
『もうこれ以上は待てない。これ以上待ったらヨンスが本当に泣いてしまう』
みんちょるは後ろからヨンスの顔の前に写真を差し出した
その写真は子犬を抱いたみんちょるとヨチヨチ歩きのミンジ
と。。。
2階のベランダにはお布団が見える
そう、それは”世界地図”付きのお布団だった
じーっと写真を見ているヨンス
「ベランダのお布団は僕のなんだぁ。。。」
「まぁ。。。」
ヨンスを後ろから抱きしめながらみんちょるは続けた
「正直に言うよぉ、僕は小学2年までオネショをしていたんだ。
これが唯一の証拠写真だ。。。これだけはヨンスに見られたくなかったんだよ。。。」
「あなた。。。」
「どぉ?機嫌直してくれたぁ?」
振り向いたヨンスにみんちょるは眉毛を動かしたり、鼻をピクピクさせたり
挙句には耳を動かしたりしておどけてみせた
「あなたったら、もう」
ヨンスもいつのまにか笑顔に変わっていた。
「さぁ、ご飯できた?お腹ペコペコだよぉ」
「はいはい。もうできましたよ。ミンジも呼んで下さいね」」

「わーい。いただきまーす。」
パクっと食べたみんちょるの顔がたちまち真っ赤になった
「ヨッヨンス。。。」
「え?辛すぎますか?あ。。。さっき怒りながら味付けしたから。。。
プッコチ入れすぎたかも。。。」
「ヨンスの作ったものはなんでも世界一さぁ!!!」
汗まみれになりつつ
『今度からヨンスが料理中は絶対に怒らせないようにしようっと』と
心に決めたみんちょるであった。

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[本日のメニュー]
☆タットリタン
鶏の寄せ鍋
辛い鶏肉の寄せ鍋で、ビョンホンssiの好物だとか
鶏肉は骨付きのぶつ切りで、ジャガイモなども入っています。
んーダッカルビの汁入りって感じでしょうか?


それと、今回のエピソードは今週発売の某週刊誌を参考に書きました。
ソンジェのエピソードは本物のソンジェではなく、以前からちょくちょく書いている
「偽ソンジェ」の本当にあったエピソードです(今も犬を憎んでいます。。。w)

                                            (by ごまた)
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by gomazokun | 2005-07-24 12:13 | みんちょる君
思いつき読みきりストーリー番外編「君に逢いたくて」
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『あれからどれくらいの時間が過ぎたのかしら
ただ時間が過ぎて行くだけの毎日
離れ離れになっても、まだあなたと過ごした時間のほうがほんの少し長いわ』
ヨンスはミンチョルの似顔絵を指でなぞりながら
一日の大半を過ごした
ヨンスはミンチョルの顔は似顔絵で思い出すことができたが、
あの低く優しい声を忘れることが何よりも怖かった

ナレが気分転換にとFMをつけてくれた
突然、なぜだかとても懐かしい気持ちになった
ヨンスは似顔絵から声がしたのかと思った

  君に逢いたくて 誰よりも逢いたくて
  忘れることなんて できやしないから
  君が見えなくて 何度も傷つけたけれど
  もう一度この手をつないでほしい
  いつもつないだ手は温かかった


その声はFMから流れる切ないバラードだった
いつのまにかヨンスは大粒の涙が止め処もなく流れていた

DJはその歌は日本のGという歌手が作った歌で、世界中でたった一人にだけカバーで歌うことを許し
そのカバー曲が、正体不明の「スヨン」という韓国人歌手によってネット上だけで発表されていると話していた

ヨンスはネットカフェに行き、GのHPと「スヨン」のHPを探した
日本のGという歌手のHPにあの曲のことが書いてあった
『パリの路上でこの歌を歌っていたときに
ずーっと佇んで聞いていた若い東洋人がいた
歌い終わってふと見上げると彼が目の前に立っていた
あふれ出る涙を拭いもせず、僕に何を言うわけでもなく
ただただ立ち尽くしていた
僕はなぜだか立ち去ることができす、彼をカフェに誘って話しをした。
驚いたことに彼は日本語はほとんど理解できない韓国人だった
僕らは英語で会話した
「じゃあなぜ涙を流して僕の歌を聞いていたんだい?」
「わからない。聞いているうちに涙が出て止まらなくなったんだ。お願いがある
あの歌詞の意味を教えてくれないか?」
僕が英語で歌詞を説明してあげたら彼は無言で歌詞を食い入るように見ていた
そして「さっきあったばかりの見ず知らずのあなたにこんなこというのは失礼かもしれないが。。。
この歌をある人のためだけに僕に歌わせてほしい。僕の今の気持ちをどうしても伝えたい人がいるんだ
事情があって僕だと明かすことはできないが歌なら。。。」
僕は彼にその訳を話してくれるのならと条件をつけた
そして僕らは明け方まで語り合い、固い握手をして別れた
お互い名前も明かさないまま。。。』

「室長。。。」
ヨンスは涙でかすむ画面で「スヨン」のHPを探した
HPを見てヨンスは確信した。
いつかパーティを抜け出して見たあの絵があったのだ
そして「スヨン」というハングルがクルクル回って
パズルのように「スヨン」「ヨンス」と並んでは崩れていた。
良く見ると下に小さくメールアドレスがあった。
ヨンスは迷わずメールを書いた
「あなたの想いは私に届きました。いつまでも待っています。
できることなら、もう一度あなたの胸に抱かれたい」

数時間後、ヨンスの携帯が鳴った
着信番号は表示されずに「番号表示不可」となっている
相手が国際電話であることを現している

「ナエヨ(僕だ)。。。」
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by gomazokun | 2005-07-13 22:42 | みんちょる君
思いつき読みきりストーリー2「ミンチョルの○癖」
思いつき読みきりストーリー2「ミンチョルの○癖」
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「ヨンス!ヨンス!今日のネクタイ選んで♪」
「はいはい、今日は大事な会議の日でしたね、じゃあこれがいいんじゃないかしら?」
とラベンダー色のネクタイをミンチョルに手渡した。
鏡の前でネクタイを締めているミンチョルをヨンスは優しく見守っていた。
『昨夜は寝相が悪いことがとうとうばれちゃったからなぁ、今日はキリッとした顔を見せて名誉挽回しなくちゃ』
とミンチョルは厳しい顔をしてクールに決めていた。
『ふふふ。ヨンスはやっぱりクールに決めた僕を見て惚れなおしたみたいだ。ジーっと僕のことを見つめているもの』
するとヨンスの顔が段々近づいてきた
『あーホッペにチューしてくれるのかなぁ。でもどうせなら唇のほうがいいのになぁ』
とヨンスのほうに向きかけたその時
「あなた、そのまま動かないで下さい」
「???ん?」
ヨンスの手が伸びてきてミンチョルの後頭部の髪の毛をそっとつまんだ。
「さっきから気になってたんですけどね、ここの毛が跳ねてるんです。今日は大事な会議があるのに。。。ちょっと鏡の前に座って下さい。」
『せっかくクールに決めてたのにぃ僕はなんてマヌケなんだーー』
「あなたが昨夜ベットの下なんかにもぐり込むから寝癖がついちゃったのねきっと」
ヨンスはミンチョルの髪の毛にブラシをかけながら優しくつぶやいた
『なつかしいなぁ母さんに昔よくこうやってもらったなぁ。でも今はやっぱりヨンスにやってもらうのがいいなぁ。毎朝やってくれたらいいのに』
『!?』
ミンチョルの左の眉がピクっと動いたのを部屋の前をたまたま通りかかったミンジが目ざとくチェックしていた
『お兄ちゃんてばまた何かたくらんでいるわね。どうせまたお姉さんに甘える魂胆でしょう。キチャンさんに言っちゃおうかな』
ミンジの視線に気づいたミンチョルがあわてて「なんだ?ミンジなにか言いたいことでも?」
「別に。。。フフン」
『フフンてなんだ???フフンてまさか。。。気づかれた???クールにしなくちゃクールに!』

その夜、お風呂から上がったミンチョルはドライヤーで髪を乾かしながら
「これくらい湿ってたほうが効果的かなー。今日はこれくらいにしとこーっと」
とつぶやいた
キッチンで明日の朝食の準備をしていたヨンスの耳元で「ベットでヨンスが来るまで待ってるから早くきてね」と囁いて寝室に入って行った。ヨンスは耳が赤くなっていた。
そしてミンチョルはいつにも増してしっかりヨンス抱きしめて離さなかった。

翌朝、いつものようにヨンスより先に目覚めたミンチョルはヨンスがまだぐっすり眠っているのを確認するとベットの隅に隠していた鏡を取り出して「よし!合格!」とつぶやいた。
そしていつものようにヨンスの顔を眺めながら髪を自分の指に巻きつけては解いて昨夜の余韻に浸っていた
「おはようございます」ヨンスが目覚めた
「おはよう」体を起こしてキスをしようとしたとき
「あら?あなた今日は昨日よりも寝癖が。。。」
「でも、ヨンスが今日もちゃんと直してくれるんだよね?」
「ごめんなさい。今日は朝食を作ったら、すぐにボランティアで教会に行かないと。。。」
がぁーーーーん!
「あ、そうだミンジにお願いしておきますからミンジにセットしてもらって下さい。」

「お兄ちゃん!頭動かさないで!」
「痛いよ!もう少し優しくしてくれよ!」

『次からはヨンスの予定をチェックしてからにしないと』懲りないミンチョルであった。


みんちょる君 ぽちっと。
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by gomazokun | 2005-07-11 20:58 | みんちょる君
思いつき読みきりストーリー1「ミンチョルの癖」
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その夜、ヨンスとミンジはキッチンとベランダを行ったり来りしてキムチの漬け込みに忙しかった。
寒いこのシーズンの恒例の風景だ
まして、この家族は「ヨンスのキムチじゃないと嫌だ」と長期出張を拒否してしまうミンチョルを筆頭にみんなヨンスの漬けたキムチが大好きなのであった。
 ミンチョルはキッチンで手袋をして一生懸命キムチを作っているヨンスの横顔を眺めているだけでしあわせな気分に酔いしれていた。あの浜辺の民宿で朝食を作ってもらって以来、ミンチョルはヨンスの料理をする姿を見るたびに自然に笑みがこぼれるのであった。
あの後、僕のスプーンに骨を取って食べやすいようにした魚を乗せてくれたんだよなぁ
といつのまにか思い出にふけっていた
そこへミンジが「お兄ちゃん!なんて顔してるの口開いてるわよ!またお姉さんに見とれてたんでしょ!」
「いいじゃないか!奥さんに見とれて何が悪い!」
「あら?最近はお兄ちゃんも開き直るようになったのね。ごちそうさま」
そのやりとりを聞いていたヨンスが「あなた、今晩中にキムチを漬けてしまわないといけないから今日は先に休んで下さい。」
「えーー、僕は君が隣にいないと寝れないって知ってるだろぉ。ここで待ってるよ」
(お兄ちゃんこんなことも私の前で平気で言うようになったのね。。。byミンジ)
「明日は早く会社に行かなくちゃいけないでしょ」
「わかったよぉ。。。」
ミンチョルはしぶしぶ寝室に引き上げ、ベットでしばらくゴロゴロしていたがいつのまにかヨンスの枕を抱いてスースー寝息を立てていた。
しばらくして寝室で「ドスン!」という音がした、その音はキッチンで洗い物をしていたヨンスとミンジには届かなかった。
「あーこれで来年もおいしいキムチが食べられるわねぇ。お姉さんありがとう。じゃあお休み」
二人はそれぞれの寝室に引き上げた。
ヨンスが寝室に入るとベットの上にミンチョルの姿がない。
「トイレかしら?」トイレのほうの様子をうかがっても人の気配はしなかった。
ヨンスは急に不安にかられた。あわててミンジの部屋へ行き「室長が部屋にいないの!」と今にも泣き出しそうな顔でミンジに訴えた。
ミンジは二人の部屋を覗いてみたが、確かにミンチョルの姿はなかった。
「まさか、一人で眠れないから拗ねてどっか行ったのかしら、会社かな?」
「そんな。。。でも携帯も置いてあるし、いったいどこへ行ったのかしら」
ヨンスの目には涙があふれていた。
そのとき、ベットの下から「ゴン!」という音とともに「うーん。。。」とうなり声が
ミンジがベットの下を恐る恐る覗き込むとそこにはヨンスの枕をしっかりと抱いたミンチョルの姿が。。。
「お兄ちゃん!まだこんなに寝相が悪かったの!ベットの下にもぐり込むなんて!子供じゃないんだから!」
「???ここは?ベットの下?声がしたから起き上がろうとしたけど起き上がれないんだ」
「お兄ちゃん!しっりしてよ!お姉さんがびっくりしてるでしょ!早く出てきて!」
ミンジに手を引っ張られてベットの下から這い出てきたミンチョルは、そーっとヨンスを見上げた
ヨンスはビックリしたのと安心したのとで涙が止めど無く流れていた。
ミンチョルはベットに座りヨンスを引き寄せ膝の上に座らせると、抱きしめながらヨンスの涙にくちづけをした。
「あなた。。。あなたが私を置いてどこかへ行ってしまったかと思ってわたし。。。」
「ヨンス。。ごめん。実は子供のころから、寝たところと同じ場所で目覚めたことがなかったんだ。君を抱きしめて眠ると安心してちゃんと眠れるのに、君が側にいないと寝ていても無意識に君を探して体が勝手に動くんだ。」
「だから僕はヨンスがいないとダメなんだ」
「あなた。。。」
二人は唇を合わせたままベットへ倒れて行った。。。

ミンジの姿はいつのまにか消えていた。。。(終)
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by gomazokun | 2005-06-25 00:35 | みんちょる君