思いつき読みきりストーリー12「みんちょる君がゆく8」
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「ヨンス♪ヨンス♪たっだいまぁ」
「あれ?ヨンスぅぅぅぅ」
直ぐに出てきてくれないので、
やや大きな声でアピールするみんちょる
「ふふふふふ」
「あはははは」
なにやら、リビングでミンジとヨンスの笑い声が聞こえる
『えー!僕が帰って来たのに気がつかないくらい楽しいことなのか?ええええぃ』
「ヨ・ン・スぅぅぅぅ!!!」
みんちょるは隣の家に聞こえそうな大声で呼んだ
「あ、あなたお帰りなさーい」
と慌ててヨンスが出迎えた
「何か楽しいことがあったの?」
ヨンスを抱きしめて、ヨンスの肩に顔を埋めながらさりげなく聞いた
「ええ、今、ミンジに昔のアルバムを見せてもらっていたんですよ」
「昔のアルバム?」
「ええ、あなたが小学生くらいの写真とか。。。子犬を抱いた写真がかわいかったわ」
「ああ、昔飼ってた犬なんだ」
といいつつ、みんちょるはちょっと不安がよぎった
『まさか、最後のページのあの写真はまだ見てないはずだよなぁ。。。』
ヨンスの手をひいてリビングに行くと、ミンジがアルバムに見入っていた
そしてふと思い出したように
「そういえば、ソンジェ兄さんが犬嫌いになったのもこの頃ね」
「ソンジェさんは犬が嫌いなの?」
ヨンスが不思議そうに聞いた
「あーそういえば、例の事件以来、犬が嫌いになったんだったな」
とみんちょるも思い出したようにつぶやいた
「例の事件って?犬に噛まれたんですか?」
「残念でした♪噛まれたんならまだ分かるんだけどね。。。」
「???」
「ソンジェ兄さんがね、庭のベンチでサンドイッチを食べてた時に、この子犬が手に持っていたサンドイッチを食べちゃったのよ、ベンチに置いてた残りのほうじゃなくて、手に持っていたほうをね。。。よっぽどボーっとしながら食べてたのねフフフ」
「ソンジェは子供の頃からめったに怒ったりしないヤツだったけど、あの時は本当に怒ってたなぁ。。。それ以来、犬が嫌いなんだ。おかしなヤツだ」
みんちょるは最近、ソンジェに助けられてばかりで久々に優位にたてるチャンスとばかりに嬉しそうに話した
ヨンスがアルバムの次のページを見ようとしたとき
「ヨンスぅ、今日の晩御飯は何かな?後はゆっくり食事の後で見よう♪」
とみんちょるが少し慌てたように言った。
「あ、そうですね、今日はタットリタンですよ。あなた大好きでしょ」
「おおお、辛くしてねぇ♪夏こそ熱くて辛い物を食べなくちゃぁ」
ヨンスがキッチンのほうを向いたのを見計らって、みんちょるは慌ててアルバムの
最後のページを開いた
『あったあった、これだけはヨンスには見られたくないなぁ。。。ヨ
ンスに隠し事はしたくないけど。。。これだけは。。。ごめんよぉヨンス』
みんちょるは一枚の写真をアルバムから剥がすと、急いでカバンに放り込もうとした
が。。。しかし、運悪くヨンスが振り向いた
ヨンスはしばらくみんちょるを悲しい眼差しで見つめていたが、何も言わず
また、キッチンに向かい食事の準備を続けた
みんちょるは頭のが真っ白になった
『どっどーしよう。。。』
『ヨンスの笑顔と自分の過去とどっちを取る?究極の選択だ(by悪魔の囁き)』
「ヨンスぅ。。。」
みんちょるは思い切り甘えた声でヨンスを後ろから抱きしめた
ヨンスは返事をしてくれない、目には涙が溜まっている
みんちょるは意を決して、一旦ヨンスから離れると、カバンに隠そうとしていた写真を手に
ヨンスの後ろに立った
「コホン、あの。。。ヨンス?ちょっと見て欲しい写真があるんだけどぉ」
「いいえ、見たくありません。あなたが隠そうとした写真なんか」
『あぁぁぁーーーどーーーしよぉーーー本当にすごく怒ってるなぁ。。。うーん。。。』
みんちょるはヨンスの後ろにたったまま考え込んだ
『もうこれ以上は待てない。これ以上待ったらヨンスが本当に泣いてしまう』
みんちょるは後ろからヨンスの顔の前に写真を差し出した
その写真は子犬を抱いたみんちょるとヨチヨチ歩きのミンジ
と。。。
2階のベランダにはお布団が見える
そう、それは”世界地図”付きのお布団だった
じーっと写真を見ているヨンス
「ベランダのお布団は僕のなんだぁ。。。」
「まぁ。。。」
ヨンスを後ろから抱きしめながらみんちょるは続けた
「正直に言うよぉ、僕は小学2年までオネショをしていたんだ。
これが唯一の証拠写真だ。。。これだけはヨンスに見られたくなかったんだよ。。。」
「あなた。。。」
「どぉ?機嫌直してくれたぁ?」
振り向いたヨンスにみんちょるは眉毛を動かしたり、鼻をピクピクさせたり
挙句には耳を動かしたりしておどけてみせた
「あなたったら、もう」
ヨンスもいつのまにか笑顔に変わっていた。
「さぁ、ご飯できた?お腹ペコペコだよぉ」
「はいはい。もうできましたよ。ミンジも呼んで下さいね」」

「わーい。いただきまーす。」
パクっと食べたみんちょるの顔がたちまち真っ赤になった
「ヨッヨンス。。。」
「え?辛すぎますか?あ。。。さっき怒りながら味付けしたから。。。
プッコチ入れすぎたかも。。。」
「ヨンスの作ったものはなんでも世界一さぁ!!!」
汗まみれになりつつ
『今度からヨンスが料理中は絶対に怒らせないようにしようっと』と
心に決めたみんちょるであった。

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[本日のメニュー]
☆タットリタン
鶏の寄せ鍋
辛い鶏肉の寄せ鍋で、ビョンホンssiの好物だとか
鶏肉は骨付きのぶつ切りで、ジャガイモなども入っています。
んーダッカルビの汁入りって感じでしょうか?


それと、今回のエピソードは今週発売の某週刊誌を参考に書きました。
ソンジェのエピソードは本物のソンジェではなく、以前からちょくちょく書いている
「偽ソンジェ」の本当にあったエピソードです(今も犬を憎んでいます。。。w)

                                            (by ごまた)
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by gomazokun | 2005-07-24 12:13 | みんちょる君
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